【辞める?続ける?】HSPに多い退職理由や辞める時の伝え方についてまとめました。

HSPの人の退職理由はなにが多いのか?

こんな理由で辞めていいのかなぁ~

辞める時の最強の「退職理由」って何?

ボロボロに疲れて復活できなくなる前に対策することが重要です。

HSPの人はどんな理由で退職するのかな?
こんな理由で辞めていいのかな?

この記事の筆者は…アラフォーパパ。
自分自身がHSP傾向あり。

色々思い当たるフシがあり。

メーカー営業マン(サラリーマン)
転職は4回経験済み
マルチタスクは苦手(>_<)

HSPによくある退職理由は?


退職理由は人間関係、社風、職種が合っていない、職場環境、頑張りすぎてしまう。などがおおいようです。

それぞれどんなことなのか、見ていきましょう。

人間関係

職場のノリ・雰囲気についていけない。

愚痴や人の悪口が多く、疲れる。

社風

競争が激しい。ガンガンの営業会社はつらい、難しい。

そもそも職種が合っていない

営業職、販売職などの人に関わる仕事は向いていない可能性があります。

マルチタスクがしんどい

まぁ、多くの仕事はマルチタスクになりやすいけど、マルチタスクを駆使しないと回らないような仕事は、厳しそうですね。

HSPのためのマルチタスク克服術:ストレス解消の鍵はメールとシングルタスクにあった。

職場環境

音がきつい(電話がガンガン鳴ってるとか、怒鳴り声がうるさい)

匂いがきつい。(商品が化学系で、薬品の匂いがしんどい)

光がきつい。←意外な盲点(LED照明がしんどいなど)

頑張りすぎてしまう。

共感力が高いので、お客さんのため、同僚や先輩、後輩のためにあれこれやろうとしちゃう。

管理職

調整(特に人の関係が多い)がしんどい

残業時間が長い

頑張りすぎてしまうのと似てるけど、適度な力配分が苦手なので常に全力疾走。(マラソンと同じ。ずっと短距離走バリに走ってたら無理…)

などなど、

下記のDODA(転職サイト)の一般的な人の退職理由とは違うようです。

DODAの退職理由ランキング2021

1https://doda.jp/guide/reason/

※正直言って、出世もあまり考えないほうが良いかもしれません。

サラリーマン社会において上になれば、やはり人とのやり取りは不可避。苦手な人ともうまくおりあっていかないといけません。下だから人とのやり取りがないわけではないけど、上にいるよりは圧倒的に少ないです。

助けてくれる人が減るので、自ら決着をつけるためのタフネゴシエーション、辛い判断も必要となります。考えただけで疲れますね。上にいけば収入は増えるけど、責任感の大きさが収入に比例するので、HSPにとっては身体への負担も増えますね…

仕事は1+1=2とはならない事がほとんど(特に人間関係の曖昧なところは)なので、どこを落とし所にするか、しんどい判断を求められます。

深く考えすぎ、感情移入が激しい傾向があるHSPにはかなり辛い環境になります。

辞める時の最強の「退職理由」は何?

「やりたいことが見つかった」等のポジティブな理由が良いでしょう。(可能であれば会社名、職種、仕事の内容も伝えましょう。世の中狭いので、またどこかでお世話になるかもしれません。どうせなら気持ちよく旅立ちましょう。)

まちがっても「○○さんとそりが合わなくて」等のネガティブな理由は避けましょう。トラブルの元です。

退職する時の伝え方は?

色々試したけどやっぱり無理。ならしかたない。

準備しよう。

まずは先に転職先を決めましょう。(当たり前ですが、退職すれば収入が途絶えます。)次の転職先を決めてから辞めるのは鉄則!基本中の基本です。(今の業務に差し支えなければ転職活動してても問題ないです。)

また、

副業から始める1人ビジネスもおすすめ。特にHSPにとって、PCを使った1人ビジネスは人と関わらずにできるのでおススメです。

ただし、すぐに稼げるほど甘くありませんので、退職までに時間のない人はまずは転職先をさがしたほうがいいです。

「辞める。」となる前に実践しておきたいですね。花を育てるように、長い目で見るようにしましょう。

辞める前に!実践的な解決策

もう無理!とボロボロなる前に,,,これからお伝えする対策方法を試してみましょう。どこの職場でも必ず問題は発生するので、解決することも重要です。

上司へ相談

ここで真剣に聞いてくれなければ、ちょっと厳しいのでこの職場はあきらめましょう。

ただし、具体的に何がだめ、イヤなのか、を整理して具体的に(良くある5W1Hを使って)伝えましょう。

やらないことリストを考える

全部あなたがやらなくてもOKなはず。誰かに任せることも時には必要です。仕事の負担を減らして余裕を持つことも重要です。(HSPは人にお願いするのは申し訳ないと思ってしまいがちですが、実はそんなことはありません。一人で頑張りすぎて終わらないほうがよっぽど迷惑な話です)

何がつらいか書き出す。

とりあえず、思いつくままに書いてみる。(些細なことも含めて)

3つくらいにまとめてみて、何が辛いのか?を整理する。整理しておけば、次の職場を探す際にも役に立ちます。

会社なんてこんなもんさ」と割り切る!期待しない(-_-;)

貢献しない。というと誤解を生むけど、貢献しすぎない気持ちが重要。

と考えましょう。ボロボロになるまで頑張っても結局誰も助けてくれません。

正直言って、軽~く「ありがとね!」で終わりです。

ドライだけど理想と現実は違いますね(>_<)

「エフォートレス思考」

重要なことは大変な思いをしないといけない。という思い込みを捨てる。

ラクして成果を上げることも重要なスキル。

上司への円満な伝え方

伝えるのは金曜日とか、休みの前の日がおススメです。(月~金勤務の人)

昔、嫌なことは週末(休み前)に言ったほうが良いと昔言われましたが、ほんとにその通りです。普段の仕事でも言いづらいことは休み前に言っちゃったほうが休み明けにはスッキリしてます。

「ちょっと相談があります、○○時から15分もらって良いですか?」

こんな形で別室へ連れ出して、伝えましょう。

ちなみに、筆者は前職を辞める時は上司と飲みに行きました。

どのタイミングで「飲みに行きましょう。」と声をかけたかは忘れましたが、飲みながら「実はちょっと辞めようと思ってまして,,,」とか言った記憶があります。

引き留められたらどうする!?

引き留められたらば、断固として「申し訳ないのですが、次も決まっていまして」と言いましょう(なので、当然次が決まっているのが前提)。そして、引き留められて心がぐらつくくらいの決心なら転職なんかやめたほうがいいですね。まだまだ本心と向き合えていない証拠でもあります。




以上、HSPの人に多い退職理由、辞める時の伝え方について見てきました。何事もそう(特に仕事)ですが、現状分析をしっかりとやることが重要だと思います。ただ「辞めたい辞めたい」では何も変わらないし、どこの職場に行ってもまた同じことの繰り返しになる可能性が高いです…

やはりと言うか、世の中そんなに甘くはありません(笑)

少しずつ世の中に認知にされてきているHSPですが、(日本人の5人に1人と言われています。)専用の雇用があるわけでもないので、ご自身でケアしていくしかなさそうです。