この記事は、
- 毒親育ちと分かっている人
- なんかしんどい人
- 原因不明のイライラに悩まされる人
- なんか息苦しい人
- HSPの人
- 他人からの反応に敏感な人
このような症状がある人に向けて毒親から受けた後遺症はどんなものか?
またその対処法について書いています。
症例も書いてみたので、当てはまったあなたは毒親育ちの可能性があります。
まずは気づくことから始めましょう。
この記事を読んで、あなたの生活が少しずつ改善していけば嬉しいです。
この記事の著者は?

40歳を過ぎて気付きました。
自分も毒親育ちだったのかもしれないと…
過干渉で滅多に褒めない母親、、
今思うといつもなんか息苦しい、いつも成果を出さないといけない。
できる俺!!できるのが当たり前、
さらにより良くやることが当たり前!
というなぜか常に焦った気持ちで過ごしてきたなぁ。
ということに気付いきました。
この記事は、私自身が軽度の毒母親に育てられ、毒親の後遺症に苦慮していること、
「毒親の後遺症」について書籍やマンガ、Twitter、ウェブサイトなどの情報をチェックして私なりにまとめました。
特に高橋リエさん著「お母さん、私を自由にして」が大変参考になりました。下にリンクを貼っておきます。
毒親の後遺症を克服するにはどうすればいいのか?


先に対処法について書いていきます。
と言いたいところですが、ハッキリ言って簡単ではありません。
特効薬はないようです…(>_<)
高橋さんはこの本の中で呪い(>_<)と表現されています。
呪い⇒無意識の思い込み。そしてその代表的な呪いは5つあると書いてありました。
- ありのままの自分はダメ
- 自分だけ(お母さんを差し置いて)幸せになってはいけない。
- 自分よりも他の人が優先
- 人を信じてはいけない(人を警戒して試したくなっている)
- 自分で考えてはいけない(過干渉な毒親育ちに多い)
呪いを解くには?無意識の思い込みだった上記5つの呪いを下記のように言い換えて、自分に言い聞かせて少しずつ呪いを解いていきましょう。
- 「わたしはありのままで価値がある」と言い換えて、無意識の思い込みを書き換えましょう。
- わたしは幸せになっていい
- わたしは自分を大切にしていい
- わたしは自分の信じたい人を信じていい
- わたしは自分で考えて行動していい
まずは、あなたが毒親育ちかどうかを判断しよう。


まずあなたは毒親育ちですか?
まずは気づくことから始めましょう。
何事もそうですが、問題の本質がわからないと解決はできません。
と言われても分からないよ~という方は、これから見ていきましょう。
毒親の後遺症はむしろ成人になってからがしんどい。後遺症に見られる症状


なんか辛い、イライラする。気持ちが落ち着かない
辛くなる理由は
妙な義務感
を持ち続けていることがあります。
毒親に育てられてきたため、毒親が望むように生きてこさせられました。
自分がどうこうよりも、毒親の基準で物事を判断してしまいます。
なので、極端に言うと、
「なんでだろう。自分は右に行きたい気がするけど、本能が左に行けと言ってる気がして…」
どうにも思うように生きられません。ブレーキ踏みながら、アクセル踏んでいるような感覚です。
毒親はやたらと自分の子供をけなし、子供の言い分は全て圧殺します。
(体験談)なぜ毒親育ちの妻は夫に小言が多いのか?


では実際にネットで悩みを打ち明けていた方の話をまとめてみました。
共感してくれたら嬉しい⁉です。
自分がイメージした事と違うことをされると、えらい剣幕でまくし立てる。
私旦那が親切心でやってあげても感謝の気持ちもあまり無い。
むしろ「余計なことするな、」くらいに思っている、
子供が何かに触ろうとすると、「なんで触らせたの?」
→子供は触ったりいじりたがるの当たり前じゃん。
じゃあ置いとくなって話…(>_<)
ただ、妻としては「ケガしたらどうしよう、部屋とかが汚れたらどうするの?」という不安妄想が先走り、
結果
「やめなさい」というダメ出しになります。
・(ほぼ解決出来ない)不満を投げてきて、愚痴なのか、相談なのか分からない…
変に理想が高い。
依存心が強い割には自分自身の正当化が激しい。
・過干渉の毒親に育てられて、毒親が望むように生きてきたため、自分の意見や感情が乏しい。
毒親の後遺症が辛い時の解決策
まずは気づくことが重要です。
あなたが妻(奥様)の場合、ご主人に対して小言が多く疲れさせてはいませんか?
もしそうなら、小言を言う前に、(本当に)あなたがしてほしくて言ってるのか、これまでの育ってきた常識がそうだからなのか?を良く考えてみましょう。無意識の思い込みによって自分で考えて言ってるというよりも、無意識の自分が言っている(言わされている?)事も多いです。
あなたが旦那(ご主人)の場合、小言を言われたときに、「えっ、それほんとに必要なの?」とか真意を聞いてみる。
HSP気質かどうか確認してみる。
HSPというのは「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、人よりも敏感で繊細な気質の人のことです。
周囲の環境に敏感に反応します。
毒親育ちの人に多いと言われています。


もしかしたらそうかもしれないということで、パートナーに毒親育ちであるかもしれないことを認識してもらいましょう。
(体験談)筆者自身の傾向
・あれこれやらなきゃと思っている。やらなきゃリストがたくさん…(>_<)
・先の段取りを考え過ぎて結局何もしてないケースが多い。
・(特に仕事で)良く見られたいから調子のいい返事をして、どんどん手づまりになっていく。
・常に頭の中がパンパン。あれもこれもやって当然、やらなきゃいけないだろう。と思っている。
(部屋の片付けとか、自分自身がしたいと言うよりもむしろ綺麗なのは当然だろうと思ってるフシがある。⇒だって親がそうしてきたから…)
・ちょっとめんどくさいと、「あーもういいいい👏」と投げやりになる癖がある。その時、相手を見下している。と思われる。
・常にhigher、今よりも上へ上へ、走らなきゃ、急がなきゃ。
毒親育ちの後遺症として、
過緊張
常に警戒モード
ひとり反省会
があると言われています…(>_<)
(まとめ)実は悪いことばかりではない。考え方次第で長所になりうる。
気の持ちよう考え方の持ち方で物事は良い方にも悪い方向にも転がります。
・気を使いすぎて疲れるのは、裏を返せば他人を思いやれるということでもあります。
・いちいち細かいことは、裏を返せば細かいことにも配慮できる、気が付くことができるとも言えますね!
すぐにはなかなか難しいかもしれませんが、”毒親育ちの後遺症”の特徴を良く見極め、問題点を明確にして、上手に付き合って良い方向へ転換していきましょう。
全てを変えるのは難しいと思うので、まずはありのままを受け入れて、それをどのように変化・適応させていくかを考えるようにしていきましょう。

