自分の親はいわゆる”毒親”だなぁ…
どうしよう。このままだと自分も毒親になっちゃうかもしれないし、何よりも今の生活を変えて平穏に暮らしたい。
「毒親から離れたい、自分の本当の幸せを手に入れたい!」
「よし、親から離れよう」
と思っても、簡単には離れることはできません。
何故でしょうか?
この記事を読めば、簡単に離れられない理由、具体的にどうすれば毒親から離れられるのかという悩みが解決できます。
この記事の著者
”毒親”という言葉が使われ始めて久しいですが、
そもそも”毒親”とはなんだろう?というところから始まり、
色々とリサーチするうちに、毒親の特徴が分かってきました。
私自身も軽毒親育ちです。
毒親から完全に逃げ切る方法
親から離れるというのはあなたの人生において、かなり大変なことです。やはりそれなりの負荷がかかります。
毒親から逃げる具体的な方法を見ていきましょう。
お金を貯める
当然ですが、毒親から離れるということは独立するということです。お金が必要ですね。
一人で生活できるお金が必要です。
親元にずっといた人にとっては。まずはここのハードルが高いかもしれません。
住み込みで働くという手もある
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マインド面を整える
お仕事、勉強など色々とそうですが、基本的なマインドを変えないといくら頑張っても(頑張ってる。というのは若干無理してる状態なのです…)結局もとのさやに納まってしまいます。離れたいのに、変わりたいのに、
「今までと同じがいいよ~」
というもう一人の自分という反対勢力がささやいて邪魔をするのです。
家族が、親子関係が上手くいかないのは自分のせいだと思ってませんか?
あなたは何も悪くありません。
これまで「毒親からの与えられたことは自分のため」という勘違い呪縛からまずは解き放たれましょう。
ちなみに、「毒親から離れる、独立するというのが自然だわ。。」というマインドまで自分自身をもっていかないとなかなか難しいです。
普通の親に育てられた人もいつかは独立します。当たり前の話です。
繰り返しになりますが、
”頑張ってやろう”とか、無理する形では途中で挫折する可能性があります。
引越し先を決める
覚悟を決めたら、毒親元を離れる準備です。別居する準備を始めましょう。
昔と違って、今ならインターネットで賃貸情報など探せます。
毒親からバレずに準備する事ができます。住宅情報誌なんかが家にあったら毒親に気づかれて妨害されてしまいます。
場所は、なるべく遠くを選ぶようにして、
毒親はもちろん、親戚関係とも縁のない所にしましょう。
一人暮らしは最初は慣れないことが多く不安も多いですが、こうしててやれることからコツコツと始めていかないとなりません。
(小さな一歩でもまずやれることをやる!行動できれば大きな成果です。)
親元から離れるというのが、経済的にも心理的にも、まずは大きなハードルですね。
役所、公的関係でやれることをチェック
役所、公的関連でやることもチェックしておきましょう。
住民票の写し等の交付等を制限
当然ですが、住民票には引越し先の住所が載りますね。本人以外でも親族であることが分かり、委任状、印鑑があれば、本人以外も閲覧ができてしまいますので、自分以外の人への交付をストップしとかないと、毒親に居場所がバレてしまいますね。ちょっとめんどくさいかもしれないですが、こういう手続きもぬかりなくやっておかないと、折角の苦労が水の泡です。閲覧禁止の措置を取る必要があります。総務省のHP(←クリックすると総務省のHPへ行けます。)に、
事情がある場合、住民票の写し等の交付等を制限できます。
と書いてあり、1年間は特別措置ができます。(一か月前に申請すれば延長も可能)
「分籍」手続きをしておく
併せて「分籍」手続きをしておきましょう。
分籍とは…「今の戸籍から抜けて、あなた(届出人)を筆頭者とした新戸籍を作る手続き」の事です。本籍地を新しく作ることですね。
親の戸籍から外れましょう。ということです。
警察への捜索願いへの対処法
- 警察に事情を伝えて置き、毒親が捜索願いを出しても居場所は教えないようにしておきましょう。
- 失踪宣言書(家を出る宣言の書き置きですね)も書いて置いていきましょう。いわゆる「探さないでください」ってやつですね。
失踪宣言書はの書き方は、まず書類自体は、公的な書類ではないのでどんな紙でもいいです。
書くことは以下のとおり。
①自分の意志で失踪すること
連れ去り、誘拐や殺人等の事件性がないことの説明になります。
②自殺をするつもりはないこと、必ず帰ってくることを強調。
必ず帰ってくるとは言い難いですが…。
「いつか必ず帰ります」等で、本人は戻る意志があることを伝えましょう。
このふたつを明確にしておけば、警察としても事件性は低いと判断し、捜索にさほど力を入れません。
③日付と名前を入れる。
PCなどを使わずに自筆で書きましょう。
自筆はちゃんと本人が書いたということの証明になります。日付を書けばより信憑性を高めることができます。
万が一警察に見つかっても成人している人の場合は連れ戻されるわけではなく、戻る意思がないことを伝えればそれ以上は追求されません。
警察は親に安否だけを伝えるはずです。
一応、念を入れて事情を話しておくとさらに良いでしょう。
※但し…未成年の場合は保護され、親に居所を連絡されてしまうようです。
(実は一番大切なマインドの話)あなたは何も悪くない。主体性・自主性を育む
お仕事、勉強など色々とそうですが、基本的なマインドを変えないといくら頑張っても(頑張ってる。というのは若干無理してる状態なのです…)結局もとのさやに納まってしまいます。離れたいのに、変わりたいのに、
「今までと同じがいいよ~」
というもう一人の自分という反対勢力がささやいて邪魔をするのです。
現状維持バインドという変化を嫌がる心理が働きます…
また、家族が、親子関係が上手くいかないのは自分のせいだと思ってませんか?
あなたは何も悪くありません。
これまで「毒親から与えられたことは自分のため」という勘違い呪縛からまずは解き放たれましょう。
ちなみに、「毒親から離れる、独立するというのが自然だわ。。」というマインドまで自分自身をもっていかないと実行はなかなか難しいです。
普通の親に育てられた人もいつかは離れて独立します。当たり前の話です。
繰り返しになりますが、
”頑張ってやろう”とか、無理する形では途中で挫折する可能性があります。
その他の手続きについて
他に、頭に入れておいたほうがよい事柄を書いていきます。知っておくことで不安を払拭することができます。
・生活扶助義務
まず、生活扶助義務とは…
自分(自分の家族(妻・子供含む))の社会的地位、収入等に相応した生活をした上で余力のある範囲で、生活に困窮する親族を扶養する義務
と定義されています。
要は今後、万が一毒親が生活に困窮して、
生活保護申請をした場合に、親族のあなたに「余力の範囲で生活援助できませんか?」という話です。
福祉センターから封筒(主にあなたの収入など、お金に関する状況調査のお願い)が届きます。
ですが、あくまでもお願いにあたるもので、回答義務はありませんし、「援助ができるならしてください。」というお願いにすぎないので、無視しててもいいし、”扶養するほどの余裕がない”と書いて回答しておけばOKです。
・つきまとい禁止仮処分命令
あなたが成人の場合、裁判所に面談禁止や接近禁止などの「仮処分命令」を請求することが可能です。
ただし、仮処分命令を出してもらう条件には、「著しい損害又は緊急の危険を避けるために必要な場合」と規定されており、実際に損害や緊急の危険があるという証拠を提出しなければなりません。本人が行うのは難しい手続きになるので、弁護士に相談するのが良いでしょう。
あなたが未成年者の場合は、児童相談所に状況を話して状況を訴えるのが良いでしょう。
・転送届は出さないこと
あなたが既に親元から離れておりそこを引っ越す場合の話です。
もし転送届を出すとどうなるか!?
例えば、毒親が簡易書留など配達記録郵便で郵便を出すと郵便物がどこにあるかインターネット上で追跡ができてしまいますよね。この場合、もし転送届を出していると、前の家から転送されて新しい住所の最寄りの郵便局へ郵便物が転送されてしまいます。
するとドンピシャの住所は出ないにしても、最寄りの郵便局がどこかは郵便物を追跡することで簡単に特定できてしまいます。(探偵さんが良く使う手らしいです)
そうすると、だいたいの居場所はバレてしまいます…
大まかな検討を付けられた上で、もしも探偵とか使われたらほぼ確実にあなたの新しい居場所はバレるでしょう…
ですので、転送届は出さないようにしましょう。
ところで本当に親から離れる覚悟ができてますか?
親から離れるというのはあなたの人生において、 相当大変なことです。やはりそれなりの負荷がかかります。今一度親から離れたい理由を明確にしておきましょう。 でないとほぼ確実に途中で「まぁいいか」と挫折します。
ほんとに離れたいですか?
毒親から離れたいけど、簡単に離れられない理由とは?
意外にも…
毒親から離れたいのに、なかなか離れることができません。
経済的な理由ももちろんありますが、他にも理由があります。
どういうことでしょうか?
認められたい
この期に及んでまだ!?と思うかもしれませんが、
毒親から殆ど褒められた経験のない子供(大人も含む)は、どこかで、「褒めてほしい」「認められたい」という承認欲求が強いです。(子供なら当たり前の話ですね。。)なので、なんとか頑張って親から褒められようとします。
そこに離れる云々という感情は入り込むことができません。
褒められたい、愛されたい
毒親に育てられた子供(大人も含む)は、褒められた経験がほとんど無いので親からの愛を欲します。愛されたい欲求が強いです。(これも子供なら当たり前の話ですね。。)
毒親に変わってほしいと期待してしまう。
毒親。とはいえ、やっぱり、世界に1人しかいない大切な自分の親です。
もしかしたら、、自分が頑張れば!「もしかしたら、、もしかしたら、、」
と無駄な期待をして、現実から目を背けてズルズル引き延ばしてしまう。
そして毒親は、あなたのあいまいな態度を決して認めません…
自分(毒親自身)かそれ以外かどっちを取るのか?をあなたにハッキリさせようとしてきます。
そうすると、
自分が頑張れば変わってくれるかもしれない。親を選択しよう。
となってしまいます。
共依存
共依存の「共」というところがミソですね。
共に、つまり、当然子供は親に依存してるし、実は毒親も子供に依存しているのです。
いつしか子供のあなたにとって甘える存在であるはずの親から頼られてしまう存在になり、
さらに度が過ぎると「私がいなくなったらお母さんが大変になっちゃう」と自分の心配よりも親の心配をしてしまうのです。
「嫌よ、嫌よ、も好きのうち」の心情でしょうか!?
親に限らずの話ですが、全くの無関心の人に対しては、嫌いという感情も起きません。
長いこと一緒にいるのだから、当然と言えば当然ですが…
毒親に対して、子供であるあなたが「自分が助けてあげないといけない」、でも甘えたい、褒められたい。愛されたい、という相反する感情を持っています。
毒親は毒親で、子供をアテにしている(特にお金)
また、時には自分の思うようにならないことで幼児のように癇癪を起すこともあります。(子供と親が逆転したかのよう。。)
巧妙な手口で、子供を離さない。
普段は暴言ばかりのくせに、急に優しい言葉や、プレゼントを買ってくれたりして、子供の依存心を絶妙にくすぐってきます。
「あっ、やっぱりこのままでいいんだ」とあなたが思ったら、思ってしまったら、、、毒親の作戦成功です。(>_<)
知ってか知らずか、この巧妙な手口を使ってきます。
幸せな明日へのために…
以上、
ここまでで、”絶縁方法”について書いてきましたが、まずは一つずつ(個人的にはマインドを整理・再確認することがオススメ!)
できることからコツコツ少しずつはじめましょう。
小さいことの積み重ねが大きな成果のための一番の方法です。まずは何か一つでも実行できれば大きな前進です。
大変ですが、毒親から逃げることができれば、本来のあなたの人生が始まります。
好きな洋服も着れるし、好きな物も食べられる、楽しいです。
まずは現状確認して、少しずつで良いので前進させていきましょう!
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