悩んでる人会社、辞めたい、、けど辞められない。うーんやっぱりこのままでいいかなぁ、、またイチから新しい職場に慣れるのもたいへんだしなぁ…うーんでもなぁ毎日しんどいな



人生一度きり
HSPが退職しようと思っても、なかなか踏ん切りがつきません…
でもほんとにそのままでいいんですか?
本記事では転職回数5回のHSP気質の筆者の経験をもとに、HSPが仕事を辞めたい時の動き方、その前にできる働き方の見直し(どこの職場に行っても使えるスキルです)について書いていきたいと思います。
辞めたい、けど辞められないHSPさん…
HSPは、周囲からどのように思われているか、とにかく気になる気質があります。
辞める。となればなんて言われるかな~
と先のことまで考えすぎてしまって、なかなか次のステップに踏み出せません…
まずは退職理由について考えていきましょう。
HSPが仕事を辞めたい時の理由で多いのはこれです。
HSPが仕事を辞めたい時の理由は下記の通りです。
人間関係(上司、陰湿な雰囲気)
まぁこれが一番多いですよね。
大なり小なり、人がいればいる分だけ、不平不満が発生します。
ほんとは、嫌なことがあっても職場の仲間たちが良ければ乗り越えていけたりもしますよね!?
そういうメンバーだとよいのですが、完璧な職場はほぼ無いと思ったほうがいいです。
なので多少の我慢は必要ですが、どこかで自分の限界ラインを線決めしとくのは必要かもしれません。
でもこの線引きがとても難しいです。
各々のマイルールを決めるしかないですね。
よくあるのは、
「もう一回この一言を言われたら、決断しよう」
とか、決めておくのがあります。
私の場合は”ひと言”ではなかったのですが、会社の方針が自分の中で許せないことがトリガーとなりました。
(震災があった時に値上げするということになりました。
復旧工事に必要な部材を扱っていたので、間違いなく収益は上がるのですが、そのような未曾有の危機的状況の時に、傷口に塩を塗る行為は人としてどうなんだろう?というのがありました。
もちろん、その前から転職を考えていましたが、決断したのはその時だったんです。
案の定その会社は倒産してしまいました。あの時の判断は間違ってなかったと思っています。)
職場の環境(愚痴の多い職場)
愚痴が多い、悪口が多い
→HSPは、さも自分が言われてるように感じてしまいます。
愚痴や悪口が多い職場は居心地が悪いですよね。(でもこれは5社目の私からすると、どこの職場でもアルアルで辛いところです…(苦笑))
なので、もしも辞めたとしてもきっとついてまわる問題だと思います…
私は、最近はキリが無いので気にしないようにしています。
ヒソヒソしてるのが分かったら、
「違う違う自分のことじゃない」俺の集中すべきところはここだ。
と書類なりPCなり、自分の執務することに集中するように心がけています。
実際、自分のことなのか違うのか分からないのですが、まぁ知る必要もないんですよね…
汚い、電話の音がうるさい、照明が落ち着かない
汚い職場→落ち目の職場である可能性が高いです。人の見た目は9割と言いますが、
同じことが会社にも言えます。
小さい規模の会社でも、きちっと片付いている会社はしっかりしてるし、
大きくて一見しっかりとしてる会社でも、トイレが汚いとか、ゴミが落ちてるとか、なんとなくその会社がまとっているオーラというか雰囲気のようなものがあります。
私が以前訪問した工場があったんですが、工場長が落ちていたゴミを見つけるなり、(我々来訪者がありながらも)すごい剣幕で怒ってました。
でも、その会社は業績が良いみたいです^^
仕事量が多い(マルチタスクが多い等)
HSPはひとつのことに没頭するのが得意なので、広く浅くといったマルチタスクが苦手です。
没頭してしまうので、深く狭くなんですね。
なので業務が終わらないことが多くなってしまいます。下記の記事では克服術と書きましたが、ほんとはマルチタスクは避けたほうが無難ですね。


将来の不安
あなたの上司や先輩は幸せそうですか?
それがYesなら良かったです。
→あなたもそのようになれる可能性が高いです!
ただ、そうじゃない場合、やはり同じように幸せじゃなくなる可能性が高いです。
先日、先ほど話していた値上げした会社の先輩に会う機会がありました。
「お前、いい時に抜けたと思うぞ~」
と言ってました。
その会社自体は倒産してしまったので、今は違う会社で働いていらっしゃるのですが、
私が辞めた後の様子を聞くなり大変そうでした…
過度なノルマ
営業アルアルかもしれませんが、”月にいくら。何件。”
HSPはこのようなワードが普通の人よりもとてもしんどく感じてしまうことがあります。
当然、企業は利益をあげなきゃいけないので、厳しい要求は当たり前ですが、過度すぎるのは
HSPにとっては辛くなります。(俗に言うブラック企業かどうか冷静な見極めが必要です。。)
カスハラ(カスタマーハラスメント)
きついお客さんってたまーにいます。
出来もしない要求を突きつけて、こっちはお客様だぞ〜的に無茶苦茶言ってくる人がたまにいます。
いい感じに流せれば良いのだけど、案の定HSPは心底ハマってしまうんですね。



はぁ~俺のせいだ…



いやいやちゃうで
扱ってる商品に魅力を感じない
私も経験がありますが、メイン商品じゃない物を営業してこい、と言われても全然やる気が起きなかったんですよね〜。
もしもあなたが、扱ってる商品に全く魅力を感じられないなら、きっとシンドイと思います。
HSPは広く浅くより深く狭くなので、
興味を持てればとことん追求して、詳しくなりお客さんからも頼りにされます。
でも、逆に興味を持てないと、1ミクロンも頭が働かないので、
とりあえず上から言われたからやってます感がアリアリでみんな不幸ですね。
もちろん、仕事なので好きで好きで仕方ないというのは稀です。
ただ、扱い製品に興味を持てないのであればやはり仕事を辞める決断をしたほうが良いかもしれません(ただ、なぜその会社に入社したのかは自分の中で把握しておきましょう。(製品に興味はなかった場合も全然あると思います。給料とか勤務条件がよかったから、場所が良かったから選択したとか…)
ところで、HSPが仕事を辞めたい時の理由がこれだけありながら今一歩踏み出せないのはなぜでしょうか?
次にHSPが仕事を辞めたいと思っても踏み出せない理由について次からの章で見ていきましょう。
HSPは仕事を辞める事に責任・負い目を感じてしまう
HSPが仕事を辞めたい時に踏み出せない理由は次のようなことが理由です。
会社のことを気にちゃう
自分が辞めたら会社に迷惑をかけるのではないか?
みんな一緒で辛いのを我慢しているんだから自分だけ抜けるなんて有り得ない。
辛いのは当たり前でそれに耐えるのが仕事と思ってる
▶実は、隣の彼はもう動いてるんですね。乗り遅れるとほんとに動けなくなります…(-_-;)
「えっ辞めるんですか?」
ということは何度も経験してきましたが、その度に自分の番は先延ばしになってしまったと思うことが多々ありました。
裏切り者、と思われるのではないか?と思ってしまう。
まぁある意味では当たっているのですが、自分の人生なので人からとやかく言われる筋合いはないわけです。
▶ほとんどの人は2度と会わない可能性が高いです。なのでむしろ裏切ってやりましょう。
対応できない自分が悪い。と思ってしまう。
他の人は、辛いしんどいと思いながらもなんとか必死で頑張ってるんだ。
継続できない自分が間違っている。悪いんだ…ダメな奴だ…
などなど、悪いほうに感じてしまいます。
どうやって伝えればいいかわからない。
これはドラマとかでよくあるやつを真似ればOKだと思います。
別室に直属の上司を呼んで、「実は辞めようと思っていまして…」(このタイミングで辞表を出すかどうかは難しいところです。会社によっていろいろシキタリ的なものがあると思うので合わせていきましょう。持ってると信ぴょう性が高いので、チラッと見せるだけ見せても良いですね。)
まぁとりあえずまだいいかと機を逃してしまう。
新しい職場に行ってもどうせ大変なのは変わらないし、
まぁ生命の危険があるわけでもないし…などと考えてしまい、先延ばしにしてしまいがちです。
コトを進めたらめんどくさい事がたくさん待っていると分かってしまうから余計に後回しにしたい気持ち…よくわかります。
逃げたな。と思われるのではないかと気になってしまう
アイツ逃げたなと思われる…
そりゃまぁ、辞めるんだから、ある程度は致し方ありません。
でも、安心してください。周りの人は、あなたが辞めると知ってから、一週間も立たずのうちに、なんとも思わなくなります。
いちいち他の人のことを気にしてる余裕はありません。
辞めてしまえば、あなたのことは忘れられるので安心しましょう。
引き止められると悩んでしまう。
▶新しい先は良いことしか言ってくれないよと言われた。と言われたことがあります。(お見合いと同じと言われたことがありますね。)
採用する側もコストかけてやってるので、それなりにお化粧はするわけですね(笑)
引き留める側も必死なので、あらゆる手段で不安を煽ります。
不安だとは思いますが大抵は杞憂に終わります。
(だって、いくら不安を煽られても辞めようかな、と思ってる以上、今の会社に何かしらの不満があるはずなんですね。それをいまさらとやかく言われても…)
HSPが仕事を辞めたい時に、踏み出せない理由をお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
では次に、
転職を5回もしてきたHSPの私が実践してきた方法についてお伝えします。
【体験談】転職を5回した私が実践してきた方法とは?


私が辞めた理由として大きかったのは将来への不安でした。
当時の社長の考え方も好きではなかったです。(そこで値上げするかぁ、という私にとっては最悪の時期の値上げがありました。)
まぁでもそのおかげ⁉で最終的に辞めるという決断ができたのも確かなので、ある意味では感謝しています(汗)
自分の中の軸をしっかりと見定め、覚悟を持てるようにしましょう。
もう戻れないという背水の陣をひくことが重要です。
HSPが仕事で辞めたい時に何からはじめるか?
- 辞めたい理由を整理する
- 改善のために相談できることはないか確認する
- プロのカウンセラーに相談する
■辞めたい理由を整理する
とりあえず、箇条書きなどメモ程度でも良いので何が辛いのか、書き出してみましょう。
▶頭の中でぐるぐる回すんじゃなくて、紙なり、スマホメモなり、書き出すことがポイントです。
人間関係、お客さん、仕事のスタイル、通勤時間、
昼休憩の雑談の時間、など、
誰に見せるわけでもないので、思いつくまで書いてみましょう。
まずは問題点の把握が問題解決のカギだからですね。
■改善のために周囲に相談できることはないか確認する
現職で改善できそうなことはないでしょうか?
というのが、次の職場でも似たようなことでつまづく可能性が高いからですね。
相談等できるなら、改善することを意識することも大切です。(辞めることを否定している訳ではないのですが、何度も転職するのはおすすめ出来ません。下手すりゃただのめんどくさい人と思われる可能性もあります)
やれることはやっておきましょう。


■プロのキャリアカウンセラーに相談する
私は、ひとりで考えてて、モヤモヤ・グルグル~と思考の袋小路に入ってしまいました(笑)
ただ周りに相談できなかったのでキャリアカウンセラーに無料相談しました。
自分では気づけないことにも気づくことができたので良かったです。


残留か、ジョブチェンジか?
そもそも論として、残留するのか、ジョブチェンジするのか?
色々と悩んで、もしも残留するのもありかもと思うなら
下記のようなことをしてみると少し楽になるかもしれません。
仕事を減らす
えーそんな…
減らせるわけないじゃん!
と言われそうですが…
ここで言いたいことは、やらなくてもいいことが何かを見つけてそれをやめましょう。ということ。
HSPは完璧主義の傾向が強いです。
だから、求められている事以上に親切にやってしまいがちなんです。
実はなくても困らないこと、、きっとありますよね。
それでしんどくなるくらいなら、やらないほうがいいんです。
マルチタスクは諦める
電話しながら、簡単なメールを返信して、さっさとこなしていく、
一見カッコいいですよね!?
何かをやりながらできる器用な人は確かにいます(実は私も自分のことを器用にできる人間だと思い込んでいました→でもそうではなかった。)
やりかけの仕事が気になって集中できなかったり、注意力散漫でミスも増えて、結局時間がかかる…という悪循環に陥りました。
大してタスクはこなさず、しかも消耗感がハンパない。
という状況になりました。
そこからは最近はできる限りシングルタスクで対応するようにしています。
ひとつひとつ終わったら捨てる、PDFにスキャンして保存する。
など目の前から消すようにしています。
それで終わらない仕事はありませんか?
→もちろんありました。
→それはキャパオーバーなのだろうと思っています。なのでそれ以上はもうできません。
と言ったほうがいいです。


ほどほどにしておく
だいたい100点満点の基準は人それぞれです。
おうおうにして、HSPは基準が高い人が多いです。
その基準についていこうと思うと、周りはそこまでやってくれてありがとう。なのですが、



けっこう疲れちゃいます…
仕事とか人生ってマラソンみたいな感じですよね!?
毎日毎日、そんなに精いっぱい走っていたらすぐにバタンキューになってしまいますね…
それに、ありがとうと言われても、ほとんどの人が3~4日後にはそんなことはもう忘れています。
HSPは仕事を辞める前にこれからのロードマップを考えよう
分かった、じゃあ転職サイトに登録すればいいんだね!と思ったあなた、ちょっとだけ待って。
Googleマップを見ないで目的地に辿り着くのは難しいですよね!?(初めて行くところの話です)勢いで行くとほぼ失敗します。
それと同じで、目的地の設定、行程、地図をつくる必要があります。
まずは上記で伝えたように、
・辞めたい理由を明確にする。
・今の状況で改善できることはないですか?(もうやり切ったのであれば大丈夫です)
そして、ぶれない軸を持つためにも、プロに今後のあなたの行先を相談してみるのはいかがでしょうか?(前述したようにひとりで悩んでいてもなかなか打開策は生まれません。)
HSPにも理解のある「キャリート」の無料面談がオススメです。(前にも後ろにも進めず路頭に迷っていた私に道しるべを与えてくれました!)

