この記事は、2022年1月に書いてます。これからの時代、今60才以下の人は100歳まで生きる確率がかなり高いです。

これまでの人生設計じゃ通用しないの?
これからどうやって生きていけばいいの?
といった悩みを解決するために、この記事を書きました。
特に日本は他の国と比べて高年齢化が際立っています。
この記事の筆者は?



アラフォー2人の子持ちで、妻と4人暮らし。60歳(頑張っても65歳)で引退しようと心に決めていたのですが、あれれ、そうもいかない世の中になってしまったようです。(;^_^A
この記事は、大ベストセラーライフシフト、ライフシフト2を参考にしています。
ライフシフトによれば、日本では2007年以降生まれの半数の人が107歳まで生きる可能性がある。
また、今50代前半の日本人は、100年以上生きるつもりでいたほうが良いと書いてあります。
(この記事書いた日:2022年2月)
定年まで頑張っても、あなたの人生はどうなることやら!?
結論!会社に定年(60歳?65歳?)まで勤めた後にやる事を今から始めましょう。
まずは副業で良いので少しずつやりましょう。おそらく80歳代まで働くことになります。
本業がある今のうちなら(やる副業にもよりますが)多少の初期投資はまかなえると思います。
もしも今の仕事が自分に合わないと思うなら再考の価値はあるかもしれないですね。(あくまで自己責任ですが…あまりにもすぐに辞めるのは考え物ですが、イヤイヤやりながらなにがなんでもしがみついて、言われたことを必死にこなすだけの時代はもう終わりました。)
ワークライフバランスが重要!という事になります。
人生の3ステージ(教育(学生)⇒仕事⇒引退)の終焉
これまでは、20歳前後まで学生で勉強して、就職して、60歳前後で定年退職して、老後の余生を楽しむ。という基本的な3ステージが多くの人にとっての人生設計だったと思いますが、マルチステージに変わって行きます。マルチステージというのは多様な人生のこと。
自分が心底楽しめて没頭できることをやるのが吉ですね!そのためには今から何をしておけば良いのか!?自己責任の大変な時代ではあるけど、考えようでは良い時代の到来です!やりたかった事を存分にできる時間があります。
終身雇用が当然の時代だったら、途中で会社を辞めるのはご法度というか、「根性なし。」レッテルが貼られました。しかし、これからの時代は周りの意見は関係なく自分がどう思うかを真剣に考えて OKな時代です!!
なぜ高齢化なのか!?
医療の発達( がんの治療が進んだり、心臓疾患系の治療 )や食料の充実、水道などのインフラの充実によって寿命が伸びています。
年齢別の人口の推移(日本)
2050年頃には100歳以上の人が50万人を超える見込み。(経済産業省のPDFレポート)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/001_04_00.pdf
(比較)ちなみに、2021年1月は76人しかいなかったようです。(総務省統計局)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202101.pdf
ざっくりまとめると、日本の人口は、2006年にピークを迎えた。その後、2020年には1億2411万人,2050年には推計1億59万人となり1967年(日本が初めて1億人を超えた年)の水準に戻る。
ただ当時の人口割合は、若者が多く高齢化率は6%台だった。
対して、2050年には高齢化率は約36%と、世界的にみても大変「年老いた国」へと変貌してしまう。
高齢者を支える生産年齢人口は少ない。2000年には高齢者1人を支える生産年齢人口が4人であったのが、
⇒2050年には高齢者1人あたり生産年齢人口は1.5人となり、人口構成が大きく変わってしまう。
つまり、高齢者1人を若者4人で面倒見てたけど、1.5人で見ないといけない状況…(>_<)
年金はあてにできない可能性が非常に高いと思われます。
どんなライフサイクルが待っているのか!?
テクノロジーの進化
「もう歳だから、若くないから、パソコン機器、zoomは触れません。わかりません」では話になりません。知識のアップデートが必要です。
自分で人生を考える必要がある時代
もう、モデルケース(冒頭に書いた3ステージ(学生⇒労働⇒引退・余生))の人生は成り立ちません。今のお仕事を定年(そもそも新時代の定年は何歳になるのか!?)まで働いても、その後も稼ぐ必要もあるし、寿命まではかなりの時間がありますね。まぁざっくり80歳までは働くのかもしれません…もっとかもしれないし、先のことは分からんですが…
今から100年前、殆どの人は農業で暮らしていました。しかし、今や多くの人がオフィスで働いてますよね。
歴史を振り返ると、
- 農業革命
- 産業革命
- 情報革命
があり、時代は変わります…昨今よく言われていることですが、AI、ロボットなどの台頭により人がしていた仕事は、安くて早い機械に取って代わられます。既にその兆候は多くの場所で見られるので理解できると思います。



わしゃもう駄目だぁ~
趣味だけでは限界がある長い時間…
今、休みの日にちょっとやってる程度の趣味だけでは、あっという間に終わってしまいヒマでヒマで仕方なくなるでしょうきっと…
長い時間をかけて行なう壮大な計画が必要です。
さらに、ライフシフトによると「いま80歳の人は、20年前の80歳よりも健康だ」と書いてあります!!みんな元気っ(^^)/
私たちは、より若くより健康に長い時問を過ごすかつてないチャンスを手にしているのです!!
準備は早く始めれば始めるほど良い!
何が正解か分からない時代です。早く始めて実験(仮説検証)を繰り返して自分の選択の精度を上げて行きましょう〜。
仮に60歳で定年退職したら、そこから約40年あります。
ただただぼーっとするだけではちょっときつい時間です。(笑)
(忘れちゃいけない生活費😵)
あと、それまでの貯蓄だけでその後の長い人生を食べていくのも難しいでしょう。
ツラいけど、それなりに働くしかなくなると思います。それかガッツリ貯めとくか!?
長生きできてハッピーなのか!?
これはもう各自それぞれ…!
当然ですが、生きるためには食べていかなくてはなりません。「働かざる者食うべからず…」なので、お金を稼ぐ為に仕事を探さないとなりません。
今までのように65歳からの年金だけをあてにしてると痛い目に遭うだろうと思います。年金は(今の制度だと)死ぬまでもらえることになってますが、個人的にはみんなが長寿命化したら財源が足りないのでは!?と思います…
終身雇用の終焉
「終身雇用の終焉」←このフレーズ聞き飽きた!?と思いますが(笑)、多くの会社で人が必要なくなったり、人の入れ替わりも激しくなる(必要なスキルが変わる)と予想されます。
というのも、あのトヨタ自動車も「終身雇用は難しい」と発言してますし、名だたる大手企業が同様の発言をしています。
なので、学校を卒業してから一つの会社でずっと働く事は難しくなると予想されます。
学生で勉強して、
就職して、
60歳代で定年して、
老後、
という流れが通用しなくなる。一つの会社で終わることが出来なくなり、新しいことにチャレンジしていく必要が出てくる。
勉強→仕事→勉強→仕事→引退のように、人生のステージがより細かくなっていき、職種の変更、転職、色んな仕事をしていく必要が出てきます。
どんな時代になっても生き残れる選択肢を残しておくこと。
生涯勉強して、変化への対応力を養わないといけない。
これまでどちらかというと、「意識高い系」と呼ばれていた人たちがやっていたような、自分力を向上するための勉強がみんなの必須項目になります。
家族の形も変わっていく
家族の形も変わっていきます。男性だけが稼いで、女性は家事だけをして。という流れが変わります。(昨今すでにそういう流れだけど)女性も外に出て働くことが当たり前のことになっていきます。
なぜって、男性だけの収入では心もとなくなります。(寂)お父さん、大きな顔出来なくなって残念です。



わしゃ、一家の大黒柱(死語になってしまうかも)
生きるのが長くなる分、費用が多くかかります。俗に言う1(ワン)馬力ではなく、2(ツー)馬力のほうがリスクは下がります。
無形資産が重要になる。
無形資産とは?⇒有形資産(株、不動産、車など)と違って目に見えない資産のこと。まさに風の時代!
蓄えておくべき資産は何か?
- 所得を得るための生産性資産
(仕事のスキル・ネットワークスキル・知識・健康・人間関係・人脈。)など目に見えない資産のこと。 - 仕事のスキル⇒当然のこと
- 転職にも人間関係などのネットワークスキルが重要。⇒あなたが働いてたその会社で成績が良かったのは、その会社の優れた商品やら看板があったからの可能性がある。転職すると人間関係は一からになるので、ネットワーク構築力がない人は厳しい。
- 知識→できれば機械に代替されにくい知識を学ぶと尚良い!
- 人脈→仕事を紹介してもらえる可能性がある。
- 健康・人間関係→友人や家族が大切になってくる。(1人で100歳まで生きるのは孤独すぎるし、病気になって、100歳まで寝た切りというのも辛すぎる…)
(まとめ)長い人生。楽しむかどうかはあなた次第!
今、100歳以上の方々は現在の状況の変化はきっと想像もしていなかったと思います。
戦争も経験し、インターネットが、スマホが…つまり、100年先には世の中はきっとガラリと変わります。今の常識は通用しない可能性が高いです。変化の激しいこれからの時代を「嫌々」生きるか、「楽しく」生きるかは、各個人にかかっています。
もう強制はされないし、自分のしたいように生きていける時代の到来と思えば、こんなにワクワクする時代はこれまでなかったのではないかと思います。
とは言ってもぶっちゃけ、やれる事やるしかないんですよね。
個人的には、会社に全身全霊を捧げて生きる。というのはやめたほうが良いと思います。
もちろん、そこから得られる仕事のスキル向上という恩恵はあると思いますが、結局会社の看板があってこそ。だったりしますし、会社も一人一人を面倒見てる余裕はありません。
えげつないこと平気で言ってきます。
冒頭で紹介したライフシフトのマンガで描かれている主人公の父親の姿が、「あっすげぇー、リアル^^;」と妙に納得してしまいました、
何をすべきか考えて、準備して新しい時代へライフシフトしていきましょう。