以前の私は、
「断ること」が苦手でした。
頼まれたら引き受ける。
忙しくても、
「大丈夫です。」
と言ってしまう。
相手をがっかりさせたくなかったからです。
でも今は、
少し考え方が変わりました。
断ることは、
冷たいことではなく、
自分を大切にすることでもある。
そう思えるようになったのです。
断れない人だった
お仕事で断るのって勇気がいりますよね!?
私もそうでした。
特に営業職は、
「お客様の依頼には応えなければ。」
そんな気持ちが人一倍強かったように思います。
「これ、明日までに!」
「今週中にはできる?」
そんな依頼は日常茶飯事でした。
心の中では、
「もう少し早く言ってくれたら…。」
と思うこともあります。
でも、口から出る言葉は決まっていました。
「大丈夫です。」
そんなある日。
「○○さんから電話です」
「お電話、変わりました」
「急ぎの件なんだけど、今日の夕方に行ってもいい?」
頭の中では、
「明日までの資料もある。」
「今日中に終わらせる仕事もある。」
そんな考えがぐるぐる回っていました。
それでも私は、
「大丈夫です。」
と言ってしまう。
「今日は飲み会もないし。」
「残業すれば何とかなる。」
そうやって、自分に言い聞かせていました。
でも、本当は違ったのです。
私の身体は、
「もう無理だよ。」
と、ずっと前から教えてくれていました。
私は、その声を聞こうとしませんでした。
そして、ある日。
倒れました。
病気が教えてくれたこと
全部はできない。
無理は続かない。
「できません。」
と言う勇気も必要だった。
「断る」は信頼を壊さなかった
断ったら嫌われると思っていました。
でも実際には、
理由をきちんと伝えれば、
理解してくださる方がほとんどでした。
そして、もう一つ気づいたことがあります。
無理をして何でも引き受けるより、
約束を守れる範囲で引き受けるほうが、
結果として信頼につながるということです。
以前の私は、
「断らない人」でした。
その優しさが、
いつの間にか当たり前になってしまい、
「○○さんなら急でも何とかしてくれる。」
そんなふうに思われていたこともあったように感じます。
もちろん、お客様に悪気はありません。
でも、
いつでも引き受ける人になるより、約束を守れる人でいたい。
今は、そう思っています。
断ることは、信頼を失うことではありません。
約束を守るための、大切な選択でもあるのです。」
余裕ができると、人に優しくなれる
余裕があると、
人に優しくできます。
逆に、
余裕がなくなると、
ほんの小さなことでもイライラしてしまいます。
以前の私は、
まさにそうでした。
でも最近、
少しずつ変われた気がしています。
「ありがとうございます。」
と言えるようになったこと。

・自然に席を譲れるようになったこと。

そして、
「まぁ、しゃーないっすね。」
と思えるようになったこと。

どれも、
心に少し余裕ができたからこそ生まれた変化でした。
では、その余裕はどうやって生まれたのでしょう。
私は、
「全部抱え込まないこと」
だったように思います。
全部を引き受けない。
全部を自分でやろうとしない。
時には断る。
時には後回しにする。
時には、得意な人にお願いする。
そうやって、自分の両手に抱える仕事を少し減らしたことで、
心にも少し余白が生まれました。
有名な**「20対80の法則(パレートの法則)」**という考え方があります。
「大きな成果は、少数の重要なことから生まれることが多い」という考え方です。
だから私は、
「本当に大切なこと」に力を使い、それ以外は必要に応じて手放す。
そんな働き方を意識するようになりました。
そのほうが、
結果として仕事もうまく回り、
人にも優しくなれる気がしています。
最後に、
私が好きな言葉があります。
「本当に幸せな成功者は、自分に無理なんかさせません。」
― 斎藤一人さん
最近は、この言葉の意味が少しずつ分かるようになってきました。
余裕は、時間が作るものではない。
抱え込むものを減らしたときに、生まれるものなのかもしれない。
まとめ
私は今でも、
できることは頑張ります。
でも、
全部は抱えません。
断る日はあります。
頼る日もあります。
以前の私なら、
「全部、自分でやらなきゃ。」
そう思っていました。
でも今は違います。
全部を抱え込まないからこそ、
本当に大切なことに力を注げる。
そう思えるようになりました。
そのほうが、
明日も笑顔で働けるからです。
今日の気づき
「断ることは、相手を遠ざけることじゃない。
明日も笑顔で会うために、自分を大切にすることなのかもしれない。」
Life Grows Softer.
人生は、少しずつ穏やかになる。
今日も、まぁいいっかと思える自分でいましょう。
橘の気づきノート #007
