あー履歴書ってめんどくさいなぁ、
しょうがないじゃない
なんかこう、サクっと都合よくないっすかね~
ないっす…
たしかに…履歴書って書くのめんどくさいですよね…
どんなことを、何からスタートしていけば良いのか悩む人は非常に多いです。
あーでもこの記事を読めば少しはラクにできる方法が分かりますよ!!
繊細な心を持つ人にとって、履歴書の書き方はとても重要です。
私もそうでした。
経験やスキルを端的に表現するだけでなく、自分の特性(感受性や繊細さ)を伝えることができる方法を見つけたいと思っていました。
転職して早14年、仕事が続かない人が多いHSP気質が多い中で、長く勤めることができました。
何度も書き直した履歴書のおかげです。
何事も入り口が大切です。
そこでこの記事では、履歴書の書き方で悩んでいるあなたがうまくいく履歴書の書き方を解説します。
転職活動に必須の履歴書
新しい職場やキャリアへのチャンスを求める際、
履歴書はあなたの第一印象を作り出す重要なツールです。
しかし、履歴書の書き方や内容に関する正しい知識がなければ、効果的に自己アピールできません。
この記事では、初めての転職、初めて履歴書を書く人でも理解しやすいように、履歴書の書き方やポイントについて詳しく解説します。
履歴書の役割
履歴書はあなたの
- 仕事の経歴
- 学歴
- 経験、スキル
など、仕事や経験などの情報をまとめた書類です。
応募先の採用担当者はもちろんのこと、応募先の社長、上層部へ自己紹介をするための重要なツールです。
一次選考は履歴書のところがほとんどですよね?
履歴書が適切に作成されていれば、あなたの能力や魅力を的確に伝えることができ、面接のチャンスに繋がります。
逆にせっかく選ばれるスキルがあっても第一関門の履歴書の書き方がまずいと、まず面接までいけないのでもったいないです…
そのため、履歴書の作成は軽視しないでしっかりと取り組むことが重要です。
次の章から、履歴書の書き方やポイントについて詳しく見ていきましょう。
履歴書の基本情報
基本情報の記入方法
履歴書の基本情報は、あなたの身元を明確に示すための重要な部分です。
基本情報欄に含まれるもの
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
などが含まれます。
当たり前ですがこれらの情報は正確に記入することが求められます。(しっかりと見直して、うっかり間違えないようにしましょうね。
無駄なマイナスポイントは避けましょう。
具体的な記入方法
①氏名はフルネームで記入。
まず、氏名はフルネームで記入しましょう。
ニックネームや略称ではなく、正式な名前を用いることが一般的です。(誰だか分からなくなっちゃいますよね…)
②生年月日を記入する
次に生年月日を記入しますが、年月日の順番は一般的に年→月→日の順になります。
また、性別も記入する必要がありますが、最近では性別の記入が必須でない場合もありますので、求人情報などで確認しましょう。
③住所を記入する
住所は現住所を正確に記入します。電話番号やメールアドレスも、連絡が取りやすいものを記入しましょう。これらの情報は常に最新のものを使うように心がけましょう。
写真の選び方と貼り方
履歴書に貼る写真は、プロフェッショナル感があって清潔感のあるものを選ぶことが重要です。
スーツやビジネスカジュアルな服装で撮影します。※業界や会社によってカジュアルはNGです。
明るく笑顔を作ることが望ましいです。背景はシンプルで明るい色の壁や布を選び、写り込みや乱れた部分がないように気をつけましょう。
写真のサイズは、通常は縦4.5cm×横3.5cmが一般的です。
できれば写真屋さんなどプロに撮ってもらうのが吉
背景を自分で気にする必要がないし、他にも表情についてなど色々とアドバイスしてくれます。
写真を貼る場所は、履歴書の右上または左上です。
ただし、求人情報や企業によって指定がある場合があるので、それに従いましょう。
写真を貼る際は、紙用のノリか粘着テープを均等に塗り、シワやズレがないように注意しましょう。
(補足)氏名と連絡先の記入
補足ですが、氏名と連絡先の記入は、履歴書の基本情報の中でも特に重要です。
氏名はフルネームで、漢字にフリガナを書くのが一般的です。
連絡先は、電話番号とメールアドレスを記入します。電話番号は携帯電話の番号を記入することが多いですが、もし固定電話を使っている場合はそれを記入します。
メールアドレスは、ビジネスに適したものを使用し、わかりやすく簡潔なものを選びましょう。
学歴・資格の記入方法
学歴の詳細と記述方法
学歴は履歴書において重要な要素の一つです。自分の学歴を記入する際には、以下のようなPREP法に基づいた記述方法が効果的です。
P:Point(ポイント要点)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:point(ポイント要点)
ビジネス文書や報告でもこの順番で伝えると聞き手は結論が先に見えているので安心して話を聞くことができる。
学歴の記入では、自分の学歴に関する重要な情報を的確に伝えることが求められます。
自分の学歴に関する結果や成果を明確に示しましょう。
たとえば、優秀な成績で卒業したことや、部活動の経験もいいですね。成績だけではなく、部活を通して身に付いたことも大変重要な要素です。
特に部活もやってないし。。。書くことないんですけど…と言う人は、
学業と並行してアルバイトやボランティア活動を行いながら学業を続けたことなども良いでしょう。
その経験を通じて得た経験やスキル、成長した点などを述べます。
たとえば、学業を通じて獲得した専門知識や技術、チームワークやコミュニケーション能力の向上などが該当します。
取得した資格や認定の記入方法
取得した資格や認定は、自己アピールの重要な要素の一つです。
以下のような記入方法が効果的です。
取得した資格や認定の記入では、自分の持つ資格や認定に関する重要な情報を伝えましょう。
そのためには、自分が持つ資格や認定がどのような問題や課題を解決できるのかを考えてみましょう。
次に、自分が取得した資格や認定によって得られた結果や成果を明確に示します。
たとえば、資格取得によって就職や昇進のチャンスを得たことや、専門知識やスキルを向上させ、仲間やお客様のトラブル解決できたことなどが挙げられます。
他にも、その資格や認定を取得することで得た経験や成長した点などを述べます。
たとえば、資格取得の過程で学んだことや経験したこと、資格を活かして解決した課題や問題の経験などが該当します。
このように、PREP法を意識しながら学歴や資格の記入方法を考えることで、自己アピールを効果的に行うことができます。
趣味や特技の記入方法
自己アピールの一環として、趣味や特技の記入は重要です。
しかし、どのような趣味や特技を選び、どのように記述すれば良いか迷うこともあるでしょう。
以下では、その選び方と記述方法について考えてみましょう。
趣味・特技の選び方と記述方法
趣味や特技を記入する際に最もよくある問題は、どのような趣味や特技を選ぶべきか、またそれをどのように記述すれば良いかという点です。
多くの人が、自分の趣味や特技が十分に魅力的でないと感じたり、選び方や記述方法がわからなくて悩むことがあります。
まず、自分の趣味や特技を選ぶ際には、自分の興味や得意分野、これまでの経験などを考慮しましょう。自分が本当に楽しんで取り組んでいることや、得意とする分野が最も魅力的な選択肢です。
次に、選んだ趣味や特技を具体的に記述する際には、その内容や関連する経験、得た成果などを具体的に示すことが重要です。
抽象的な表現ではなく、具体的な活動や経験を挙げることで、読み手に自分の趣味や特技の魅力を伝えることができます。大切なことはどんな趣味であっても長く継続できることがPRになるし、夢中になれることがある人は魅力的です。
新しい仕事も夢中になれれば会社に貢献してくれそうだと思ってもらえるでしょう。
最後に、その趣味や特技を通じて得た経験や成長した点などを述べることができたらベストです。
もしも、自分の趣味や特技が、自己成長や社会での活動に役立っているかを書ける人は遠慮せずにどんどん書くようにしてください。
具体的に示すことで、その価値をより明確に伝えることができます。
趣味や特技の役割とアピール方法
趣味や特技は、あなたの個性や能力をアピールするための重要な要素です。
その役割と効果的なアピール方法について考えてみましょう。
趣味や特技をアピールする際に最もよくある問題は、その重要性や役割を理解していないことです。
多くの人が、趣味や特技は自己紹介においてあまり重要ではないと考えがちです。
しかし、実際には、趣味や特技はあなたという人間を伝えるのにとても重要なファクターです。
個性や能力を示す重要な手段であり、アピールする際に活用すべきです。
・趣味→はあなたの興味や趣向を示します。
・特技→あなたの得意分野やスキルを示します。
これらを活用することで、あなたが他の候補者とは異なる価値を持っていることをアピールすることができます。
趣味や特技をアピールする際には、読み手にその価値を明確に伝えることが重要です。
趣味や特技がどのようにあなたの個性や能力を示しているかを具体的に説明することが重要です。
たとえば、趣味を通じて培ったコミュニケーション能力やチームワーク、特技を活かして解決した課題や問題の経験などを挙げることで、あなたの個性や人柄を伝えることができます。
またあなたという人間に親しみを持ってもらいやすくなります。
履歴書、お疲れ様でした。終わりましたね!と言いたいところですが…
もうひとつの難関、転職希望のあなたには「職務経歴書」が待っています。
履歴書と職務経歴書の違い
履歴書と職務経歴書は、両方とも自己PRのための書類です。
ただその内容や使い方に違いがあります。
・履歴書→簡潔な自己紹介のためのもの。学歴や職歴、資格などを一覧で示します。
・職務経歴書は→具体的な業務内容や成果、経験したプロジェクトなどを詳細に記述します。
採用担当者がさらに詳細な情報を知りたい場合に提出されることが多いですが、提出するのが前提として用意しておきましょう。
言われてからだと間に合わない可能性があります。
職務経歴の記入方法
どのように経歴を記述するか
務経歴を記述する際には、具体的で明確な内容を記入することが重要です。
上述のPREP法に基づいて、経歴を効果的に記述する方法を見ていきましょう。
まず、どのような課題や問題に対して取り組んだのかを明確に示します。
具体的なプロジェクトや業務内容を挙げ、そこで直面した課題や問題点を明確に説明します。
次に、自分の活動や取り組みによってどのような結果が生まれたのかを具体的に記述します。
成果や達成した目標、プロジェクトの成功に貢献した点などを明確に示します。
最後に、その経験を通じて得たスキルや知識、成長した点などを述べます。
自分の経験がどのように自己成長や職務遂行能力の向上につながったかを示します。
このように、問題、結果、経験の順に経歴を記述することで、読み手に自分の実績や能力を明確に伝えることができます。
活動や業績の強調ポイント
経歴書においては、自分の活動や業績を強調することが重要です。
具体的な業績や達成した成果を挙げることで、自己アピールを効果的に行うことができます。
以下に、活動や業績の強調ポイントをいくつか挙げてみましょう。
- 数値や具体的なデータ:
成果を数値や具体的なデータで示すことで、その重要性や影響力を明確に示すことができます。 - リーダーシップやチームワーク:
チームをリードした経験やチームワークを通じて達成した成果を強調することで、自分のリーダーシップやコミュニケーション能力を示すことができます。 - 新規プロジェクトやイニシアチブ:
新しいプロジェクトやイニシアチブを立ち上げた経験や、それによってもたらされた成果や影響を強調することが重要です。
自分の経歴や活動から、特に目立つ部分や成功したプロジェクトなどを選び、それを具体的に示すことで、読み手に自分の価値を効果的に伝えることができます。
経歴の時系列と整合性
経歴書においては、当たり前ですが、経歴の時系列と整合性が重要です。
先に書いた履歴書と違うことが書いてあったら変ですよね…
時間軸上の整合性を確保することが重要です。
まず、経歴の時系列は、過去から現在までの流れを明確に示すことが必要です。途中の時間の抜け漏れや不明確な部分がないように注意しましょう。
ごまかそうとしても、社会保険の履歴をチェックされたら、すぐにばれてしまいます…
また、それぞれの経験や活動がどのようにつながっているのか、自分のキャリアの一貫性を示すことが重要です。
経歴書全体が一貫したあなたのストーリーを持つようにすることで、読み手に自分の経歴を理解しやすくすることができます。
自己PRの書き方
最後に、自己PRは履歴書や面接などで自分自身をアピールするための重要な部分です。
自己PRを行うことで、自分の強みや価値を相手に伝えることができます。
しかし、多くの人が自己PRの重要性を理解しておらず、どのようにアピールすれば良いかわからないことがあります。
自己PRの重要性と役割
自己PRを行う際に最もよくある問題は、自分の強みや価値を的確に伝えることができないことです。
多くの人が、自分の経歴やスキルが相手にとってどのように価値を見出すのかが分かっていません。それらがどのように相手に価値を提供するかを明確に示すことが難しいと感じています。
自己PRは、自分自身をアピールするための重要な手段です。
自己PRを行うことで、自分の強みや価値を相手に伝えることができますし、自己ブランディングを強化することができます。
また、その他副益として、自己PRを行うことで、自分自身の自信を高め、自己成長を促すこともできます。
自己PRを行う際には、自分の強みや価値を明確に理解し、それを相手に伝えるための具体的な方法を考えることが重要です。
自己PRを行うために、
自己PRの具体的な書き方とポイント
自己PRを行う際に最もよくある問題は、自分の強みや価値を的確に伝えることができないことです。
多くの人が、自分の強み・スキルがどのように相手に役に立つか、価値提供できるのかを明確に示すことが難しいと感じています。
トラブル解決した経験はありませんか?
自己PRを行う際には、自分の強みや価値を明確に理解し、それを相手に伝えるための具体的な方法を考えることが重要です。自己PRを行う際には、自分の経験やスキルを具体的に示し、それらがどのように相手に価値を提供するかを明確に伝えることが重要です。
自己PRを行う際には、以下のポイントを意識することが重要です。
- 自分の強みや価値を明確に理解する
- 相手に価値を提供する具体的な方法を考える
- 自分の経験やスキルを具体的に示す
- 自信を持って自己PRを行う
これらのポイントを意識して自己PRを行うことで、自分の強みや価値を相手に伝えることができます。↑2番目の具体的な方法について簡単ですが例えばの具体例を書いてみます。
自分の強みや価値を明確に理解する
自分の強み。と自分で思うことをまずは列挙してみましょう。(とりあえず他人がどう思うかは二の次…)
■強みの例
・クレーム対応、トラブル解決。
・お客さんが要求している本当のニーズを引き出すことができる。
・人を動かすためのコミュニケーション力、文章力がある。
相手に価値を提供する具体的な方法を考える
■具体的な方法の例
実際に起きた過去トラブルをどのように解決したのかを伝えるのが一番良い方法だと思います。
納期(納品)トラブルが起きた時にこのように解決しました。報告書のように書くのも良いと思います。そのまま書いたほうがより臨場感を伝えやすいです。
自分の経験やスキルを具体的に示す
私の場合、自分の経験から要点をまとめると下記の4つになりました。
- 現状の整理、把握。
- 今動かすことができるリソースの確認
- ②を動かすためにはいつまでにGOする必要があるか?
- お客さんとの妥協点を満たせるか?
■お客様へのヒアリングはこのように行いました。(格好いい文章ではなかったですが当時の採用担当者にちゃんと伝わったようです。)
ニーズの引き出し→ただ言われたことだけをやるのではなく、その先にどんな困ることが起きるのか?
を聞くようにする。要は先回りして最悪の事態を防ぐようにする。
(トラブルは完璧に解決できないことも多いので、お客さんとの妥協点を見つけて落としどころを探る。)
このように、事例と一緒に具体的に伝えるのは非常に効果があります。
実際に私もトラブル解決の経験を伝えたことで、採用を勝ち取りました。
履歴書のフォーマットとレイアウト
履歴書を作成する際に、テンプレートを利用することは非常に便利です。ゼロから考えなくて良いので楽です。重要な中身の内容を考えることに時間を使えるようになります。
しかし、適切なテンプレートを選び、効果的に利用する方法を知っておくことが重要です。
テンプレートについて、下記のリクルートエージェントのサイトに参考になる記事があったのでリンクを貼っておきます。
厚生労働省推奨のテンプレートがありますよ
厚生労働省は、就職活動を支援するために様々なリソースを提供しており、その一つが履歴書の標準テンプレートです。
このテンプレートは、すべての求職者が利用できるように設計されており、手書きでもパソコンでの作成でも使用できる柔軟性があります。
このテンプレートを使用することで、求職者は履歴書の基本的なフォーマットに従いつつ、
個々の経歴やスキルを適切にアピールすることが可能となります。
厚生労働省のウェブサイトから簡単にダウンロードできるため、誰でもアクセスして利用することができます。
この標準テンプレートを利用するメリットは、履歴書が一定の品質とプロフェッショナルなフォーマットを維持することが確実になる点にあります。
転職は大変なこと
ここまで読んでいただきありがとうございました。
履歴書の書き方の参考になれば幸甚です。
あなたが新しいキャリアをスタートして幸せになることを祈っています。
でも、本当に転職しますか?
ここまで説明してきたのになんだよ!?
と思うかもしれませんが、転職は予想している以上に困難なことが多いです。
今まで積み上げてきたキャリアがリセットされることなので、その年月を考えるとどれほど大変なことか想像できると思います。
間違っても繰り返すような事態は避けましょうね。
「転職は慎重に!」