HSPで仕事がつらいあなたへ|「頑張り方」より「疲れない働き方」を考えてみる

HSP 仕事 つらい

「仕事に行きたくないな。」

そう思いながら、

それでも会社に向かった朝が、

私には何度もあります。

仕事そのものが、

大嫌いなわけではない。

会社に行けば、

普通に仕事もする。

お客さんと話すこともできるし、

同僚と笑うことだってある。

でも、

朝になると、

なんとなく気が重い。

「今日も、

いろいろあるんだろうな……」

そんなことを考えながら、

会社へ向かう。

HSP傾向のある私は、

仕事をしていると、

いろいろなことが気になります。

お客さんの反応。

上司の機嫌。

同僚のちょっとした言葉。

急に入ってくる仕事。

予定変更。

何本も同時に動いている案件。

一つひとつなら、

たいしたことではないのかもしれません。

でも、

それが一日の中で、

何度も何度も重なる。

すると、

仕事が終わる頃には、

「今日はもう、

何も考えたくない……」

くらい疲れていることがあります。

そして、

そんな自分を見ると、

「もっと要領よくやらなきゃ」

「みんな普通にやってるんだから」

「自分も、

もっと頑張らなきゃ」

と思ってしまう。

でも、

長く会社員を続けてきて、

最近は少し違うことを思います。

もしかしたら、

必要なのは、

もっと頑張れるようになることではなく、

疲れすぎない働き方を見つけること

なのかもしれない。

仕事は、

今日だけではありません。

明日もある。

来週もある。

おそらく、

来年も働いています。

だったら、

今日100点を出して、

明日動けなくなるより、

60点でも、

70点でも、

「まぁ、

明日もこれならやれそうだな」

と思えるほうがいい。

私は今、

そう考えるようになりました。

この記事では、

HSP傾向のある会社員として働いてきた私自身の経験も交えながら、

なぜ仕事でこんなに疲れてしまうのか。

「仕事に行きたくない」と思ったとき、

どう考えればいいのか。

そして、

少しでも疲れずに働くために、

何ができるのか。

一緒に考えてみたいと思います。

すぐに、

「転職しましょう」

という話にはしません。

今の職場でも、

変えられることがあるかもしれない。

誰かに頼れることが、

あるかもしれない。

少しだけ、

手を抜いていいところがあるかもしれない。

それでも、

どうしてもつらいなら、

環境を変えることを考えればいい。

大切なのは、

「もっと頑張れる自分」

になることではなく、

**今の自分でも、

続けられる働き方を見つけること。**

仕事がつらいと感じているなら、

今日は少しだけ、

「頑張り方」ではなく、

「疲れない方法」

を考えてみませんか。

目次
  1. HSPで仕事がつらいのは、「仕事ができない」からではない
  2. 「仕事ができない」ではなく、「疲れやすいやり方」になっていないか
  3. 「仕事に行きたくない」と思う朝があってもいい
  4. 「仕事をしたくない」は、仕事そのものが嫌いとは限らない
  5. HSPが仕事で疲れすぎないために、今の職場でできること
  6. それでも仕事がつらいなら、「自分」ではなく「環境」を疑ってみる
  7. 仕事は、人生の全部じゃない
  8. まとめ|頑張れる方法より、続けられる方法を選ぶ

HSPで仕事がつらいのは、「仕事ができない」からではない

「なんで自分だけ、

こんなに疲れるんだろう」

そう思ったことが、

私は何度もあります。

同じ会社で、

同じように仕事をしている。

周りの人は、

普通に働いているように見える。

仕事が終わったあとに、

飲みに行く人もいる。

休日には、

朝から出かける人もいる。

それなのに私は、

一日仕事をしただけで、

「もう今日は、

何もしたくない……」

と思うことがある。

そんなとき、

「自分は仕事に向いていないのかな」

「要領が悪いのかな」

「もっとタフにならないとダメなのかな」

と考えていました。

でも最近は、

少し違う見方をしています。

仕事ができないから、

疲れているのではなく、

**一日の中で、

受け取っているものが多すぎるのかもしれない。**

そんなふうに思うんです。

仕事そのものより、「仕事の周り」に疲れていることがある

仕事には、

本来やるべき仕事があります。

営業なら、

お客さんと話す。

見積もりを作る。

提案する。

社内で調整する。

それだけなら、

まだいいんです。

でも実際の仕事には、

その周りに、

いろいろなものがくっついてきます。

電話が鳴る。

メールが届く。

誰かに話しかけられる。

急ぎの仕事が入る。

予定が変わる。

上司の機嫌が気になる。

お客さんの声のトーンが気になる。

「あの言い方、

まずかったかな」

と考える。

そして、

自分の仕事に戻った頃には、

「あれ?

どこまでやったっけ」

となる。

また集中し直す。

すると、

今度は別の仕事が入ってくる。

これを一日、

何度も繰り返す。

そりゃあ、

疲れますよね。

私は、

仕事そのものに疲れていると思っていました。

でも実際には、

**仕事の周りにあるものに、

ずいぶん体力を使っていた**

のかもしれません。

人の機嫌まで、自分の仕事にしてしまう

HSP傾向がある人の中には、

周りの人の表情や声の変化が、

気になりやすい人もいると思います。

上司が、

少し不機嫌そうだった。

同僚の返事が、

いつもより短かった。

お客さんの声が、

少し冷たかった。

すると、

「何かまずかったかな」

「自分が何かしたかな」

と考えてしまう。

相手は、

ただ疲れていただけかもしれません。

別のことで、

機嫌が悪かっただけかもしれない。

それでも、

一度気になると、

頭の片隅に残るんですよね。

そして仕事をしながら、

そのことも考えている。

つまり、

目の前の仕事をしながら、

人の感情まで、

同時に処理している。

これも、

けっこうな仕事量です。

もちろん、

人の気持ちに気づけることは、

悪いことではありません。

営業の仕事では、

相手の反応に気づけることが、

役に立つ場面もあります。

でも、

**気づくことと、

全部背負うことは別です。**

相手の機嫌まで、

自分が何とかしなくてもいい。

今なら、

そう思います。

急な割り込みが続くと、頭の中がいっぱいになる

私は、

一つのことを、

じっくり進められるなら、

それほど苦ではありません。

でも、

Aの仕事をしている途中で、

Bの電話が入る。

Bに対応していると、

Cのメールが来る。

そこへ、

「これ急ぎでお願い」

とDの仕事が入る。

そして、

Aに戻った頃には、

「何やってたんだっけ……」

となる。

これが、

しんどい。

一つひとつの仕事は、

できないわけではありません。

問題は、

**同時に頭の中へ置いておかなければならないことが、

増えすぎること。**

なんですよね。

マルチタスクが苦手なら、無理に得意にならなくてもいい

以前の私は、

こういう状態になると、

「もっと要領よく、

同時に処理できるようにならなきゃ」

と思っていました。

仕事ができる人は、

いくつもの案件を、

パッパッと処理している。

だったら、

自分もそうならなければ。

でも、

これも最近は、

少し考え方が変わりました。

マルチタスクが苦手なら、

**マルチタスクが得意な人になるより、

できるだけマルチタスクにならないようにする。**

そのほうが、

現実的なんじゃないかと思っています。

一つ終わらせてから、

次へ行く。

急ぎでなければ、

メモだけして戻る。

メールを見る時間を、

少しまとめる。

「今すぐ必要ですか?」

と確認する。

全部を頭の中に置かず、

紙やメモに逃がす。

地味ですが、

こういう工夫のほうが、

私には合っています。

苦手を克服することだけが、

成長ではない。

**苦手なものに、

毎回まともにぶつからなくて済む方法を見つけることも、

立派な工夫だと思います。**

「ちゃんとやらなきゃ」が、さらに仕事を増やしてしまう

そして、

もう一つ。

仕事をつらくしていたのは、

仕事量だけではありませんでした。

「ちゃんとやらなきゃ」

という、

自分の中の言葉です。

頼まれたから、

ちゃんとやらなきゃ。

迷惑をかけないように、

ちゃんとやらなきゃ。

お客さんを待たせないように、

早く返さなきゃ。

間違えないように、

何度も確認しなきゃ。

もちろん、

丁寧に仕事をすることは、

悪いことではありません。

でも、

全部を100点でやろうとすると、

終わりがなくなります。

80点で十分な仕事にも、

100点を出そうとする。

人に頼めることも、

自分で抱える。

明日でもいい仕事まで、

今日終わらせようとする。

そうやって、

自分で自分の仕事を、

少しずつ重くしてしまう。

私にも、

そんなところがありました。

「仕事ができない」ではなく、「疲れやすいやり方」になっていないか

仕事がつらいと、

「この仕事、

向いていないのかな」

と思います。

もちろん、

本当に環境が合っていないこともあります。

でも、

その前に一度だけ、

「仕事ができないのではなく、

疲れやすいやり方になっていないかな」

と考えてみてもいいと思います。

人の機嫌まで、

背負っていないか。

全部の仕事を、

急ぎにしていないか。

同時に、

何個も考えていないか。

頼めることまで、

一人で抱えていないか。

80点でいい仕事を、

100点にしようとしていないか。

もし一つでも、

思い当たることがあるなら、

あなたに必要なのは、

もっと頑張ることではなく、

**疲れるものを、

一つ減らすこと**

なのかもしれません。

仕事を、

いきなり楽しくする必要はありません。

まずは、

昨日より一つ、

疲れることを減らす。

それくらいからで、

いいんじゃないでしょうか。

「仕事に行きたくない」と思う朝があってもいい

朝、

目が覚めた瞬間に、

「あぁ、

今日も仕事か……」

と思う。

布団から出るのが、

なんとなく重い。

会社で、

ものすごく嫌なことがあるわけではない。

上司が、

ものすごく嫌な人というわけでもない。

仕事だって、

まったくできないわけではない。

それでも、

「今日は、

会社に行きたくないな」

と思う。

私にも、

そんな朝が何度もありました。

そして以前は、

そんなことを思う自分に対して、

「甘えてるな」

「みんな働いてるんだから」

「社会人なんだから、

行くのが当たり前だろ」

と、

もう一人の自分が言っていました。

でも、

今は少し違います。

「仕事に行きたくない」

そう思うこと自体は、

別に悪いことではないと思っています。

「行きたくない」と思うことと、「行かない」は別

ここは、

分けて考えていいと思います。

「会社に行きたくないな」

と思った。

だからといって、

「じゃあ、

会社を辞めよう」

とすぐ決める必要はありません。

逆に、

「どうせ行かなきゃいけないんだから、

そんなこと考えるな」

と気持ちを押し込める必要もない。

**行きたくないと思うことと、

実際にどうするかは、

別の話です。**

行きたくない。

でも、

今日は行く。

それでもいい。

行きたくない。

今日は少し休む。

そんな日もあるかもしれない。

行きたくない日が、

ずっと続いている。

だったら、

少し働き方を考え直してみる。

そうやって、

気持ちと行動を、

いったん分けてみる。

「行きたくない」と思っただけで、

「自分はダメな社会人だ」

まで話を大きくしなくていいと思います。

「仕事に行きたくない」の中身は、人によって違う

同じ、

「仕事に行きたくない」

でも、

その中身は、

人によって違います。

仕事量が多すぎて、

行きたくない。

苦手な上司に会うのが嫌で、

行きたくない。

お客さんからのクレーム対応があって、

行きたくない。

会議で話さなければならなくて、

行きたくない。

仕事そのものに、

やりがいを感じなくて、

行きたくない。

単純に、

疲れていて、

行きたくない。

あるいは、

「特に理由は分からないけど、

なんとなく行きたくない」

ということもあります。

だから、

「仕事に行きたくない」

という気持ちが出てきたら、

すぐに、

自分を説得するより、

「何が嫌なんだろう?」

と一度だけ考えてみてもいい。

「仕事」ではなく、一部分がつらいだけかもしれない

これは、

けっこう大切だと思っています。

「仕事に行きたくない」

と思うと、

「自分は、

今の仕事が嫌いなんだ」

と考えてしまいます。

でも、

よく見てみると、

仕事全部が嫌なわけではないことがあります。

お客さんと話すのは、

嫌いじゃない。

商品について考えるのも、

嫌いじゃない。

一人で資料を作る時間は、

むしろ好き。

でも、

急な電話が多いのが嫌。

割り込みが多いのが嫌。

人の機嫌を気にするのが疲れる。

仕事を何個も同時に抱えるのがつらい。

だったら、

嫌なのは「仕事」ではなく、

**仕事の中にある、ある一部分**

なのかもしれません。

ここが分かると、

少しだけ打つ手が見えてきます。

「何がしたい?」より、「何を減らしたい?」から考えてみる

仕事について悩むと、

「本当は何がしたいの?」

と聞かれることがあります。

これ、

けっこう難しいんですよね。

私自身、

「本当にやりたい仕事は?」

と聞かれても、

すぐに答えられません。

でも、

「今の仕事で、

何を減らせたら楽になる?」

なら、

少し考えやすい。

急な割り込みを、

減らしたい。

人と話し続ける時間を、

減らしたい。

同時に抱える仕事を、

減らしたい。

無駄な会議を、

減らしたい。

人の機嫌を気にする時間を、

減らしたい。

残業を、

少し減らしたい。

「やりたいこと」が、

分からなくても、

**「減らしたいこと」なら、

分かることがあります。**

だったら、

そこから考えてもいい。

仕事を変える前に、

今の仕事の中から、

疲れるものを一つ減らせないか。

それを考えてみる。

私は、

この順番でもいいと思っています。

「仕事に行きたくない」は、甘えではなく情報かもしれない

以前の私は、

「仕事に行きたくない」

という気持ちが出てくると、

それを消そうとしていました。

気合いを入れる。

考えないようにする。

とにかく会社へ行く。

もちろん、

それで乗り切れる日もあります。

でも、

毎回それだけだと、

なぜ行きたくないのかは、

ずっと分からないままです。

だから最近は、

「行きたくない」

と思ったら、

「何か、

疲れてるんだろうな」

くらいに考えます。

そして、

仕事量なのか。

人間関係なのか。

マルチタスクなのか。

単純に、

休めていないのか。

少しだけ、

中身を見てみる。

**「仕事に行きたくない」は、

自分を責める材料ではなく、

今の働き方を知るための情報。**

そう考えると、

少し見え方が変わります。

毎朝つらいなら、「気合い」の問題だけにしない

もちろん、

「今日、

仕事行きたくないな」

くらいなら、

誰にでもあると思います。

日曜日の夜に、

「明日から仕事かぁ……」

と思うこともあります。

それだけで、

今すぐ大きな決断をする必要はありません。

ただ、

毎朝、

会社に行くことが本当につらい。

休みの日まで、

仕事のことで頭がいっぱいになる。

眠れないほど、

仕事のことを考えてしまう。

そんな状態が続いているなら、

「自分が弱いから」

「もっと頑張ればいい」

だけで終わらせないほうがいいと思います。

一人で抱え込まず、

家族や信頼できる人に話す。

会社で相談できる人がいるなら、

相談する。

必要なら、

専門家の力を借りる。

そして、

今の働き方そのものを、

見直してみる。

頑張ることと、

無理を続けることは、

同じではありません。

会社へ行った自分にも、行きたくなかった自分にもダメ出ししない

結局その日、

会社へ行った。

だったら、

「今日も行ったな」

でいい。

朝、

行きたくないと思った。

それも、

「そう思うくらい、

疲れてたんだな」

でいい。

どちらの自分にも、

ダメ出ししなくていいと思います。

大切なのは、

「行きたくないなんて思っちゃダメだ」

と気持ちを消すことではなく、

その気持ちが、

何を教えてくれているのかを、

少しだけ見てみること。

仕事に行きたくない朝は、

これからもあると思います。

私にも、

たぶんあります。

そんな日は、

「よし、

もっと頑張ろう」

ではなく、

**「何を一つ減らしたら、

今日は少し楽になるかな」**

と考えてみる。

それくらいで、

いいんじゃないでしょうか。

「仕事をしたくない」は、仕事そのものが嫌いとは限らない

「もう、仕事したくないな……」

そんなことを、

ふと思うことがあります。

何もしないで、

のんびり暮らせたらいいな。

会社に行かなくていい生活って、

どんな感じなんだろう。

そんなことを考える。

でも、

よくよく考えてみると、

私は本当に、

「仕事そのもの」を、

したくないのでしょうか。

たぶん、

少し違うんですよね。

嫌なのは「働くこと」ではなく、「疲れ続けること」なのかもしれない

仕事をしていても、

楽しい瞬間はあります。

お客さんから、

「ありがとう」

と言ってもらえた。

面倒だった仕事が、

無事に終わった。

自分なりに考えたことが、

うまくいった。

誰かの役に立てた。

そんな日は、

「仕事も悪くないな」

と思うことがあります。

ということは、

仕事そのものが、

全部嫌いなわけではない。

嫌なのは、

毎日追われること。

急な仕事に、

振り回されること。

人の機嫌を、

気にし続けること。

何個もの仕事を、

同時に抱えること。

疲れているのに、

「もっと頑張らなきゃ」

と思い続けること。

つまり、

「仕事をしたくない」

というより、

**「この疲れ方を、

ずっと続けたくない」**

なのかもしれません。

この二つは、

似ているようで、

少し違います。

「あと10年、20年これを続けるのか」と考えると、しんどくなる

40代になってから、

私は仕事について、

若い頃とは違うことを考えるようになりました。

20代の頃なら、

「とりあえず頑張ろう」

でも、

進めた気がします。

この先どうなるか、

よく分からない。

転職するかもしれない。

出世するかもしれない。

まったく違う仕事を、

しているかもしれない。

先が分からないからこそ、

走れた部分もあったと思います。

でも、

40代になると、

少し先が見えてきます。

この仕事を、

あと10年。

もしかしたら、

20年。

そう考えたとき、

「これを、

ずっと続けるのか……」

と急に疲れることがあります。

今日一日なら、

頑張れる。

今週だけなら、

なんとかなる。

でも、

これが何年も続くと思うと、

しんどい。

そんな感覚です。

だから、

「仕事をしたくない」

という気持ちは、

怠けたいというより、

「今の働き方を、この先も続けられるだろうか」

という問いなのかもしれません。

頑張れるかどうかより、続けられるかどうか

若い頃の私は、

「できるか、できないか」

を考えることが多かった気がします。

この仕事は、

できるのか。

もっと頑張れるのか。

もっと上を目指せるのか。

でも、

今は少し違います。

「続けられるか」

を考えるようになりました。

できる。

でも、

ものすごく疲れる。

評価される。

でも、

毎日余裕がない。

収入は悪くない。

でも、

家に帰ったら何もできない。

それを、

本当に「自分に合っている仕事」と呼べるのか。

私は、

そこも考えていいと思うんです。

できる仕事と、

続けやすい仕事は、

必ずしも同じではありません。

だから、

「この仕事、

自分にはできるんだけど、

ずっと続けるのはしんどいな」

という感覚も、

大切にしていい。

「頑張れる方法」より「続けられる方法」を選ぶ

以前の私は、

しんどくなると、

「どうしたら、

もっと頑張れるだろう」

と考えていました。

効率を上げる。

気合いを入れる。

時間の使い方を変える。

もっと成長する。

もちろん、

それが必要なときもあります。

でも、

頑張る方法ばかり探していると、

頑張れなくなったときに、

また自分を責めることになります。

だったら、

**頑張れる方法より、

続けられる方法を選ぶ。**

仕事を少し減らす。

人に頼る。

完璧にやらない。

苦手なことを、

全部克服しようとしない。

自分が集中しやすい時間を、

少しでも確保する。

そして、

どうしても今の環境では難しいなら、

働く場所を変えることも考える。

頑張る量を増やすのではなく、

**続けるために、

負担を減らす。**

そんな考え方があってもいいと思います。

「仕事をしたくない自分」を、すぐに直さなくていい

「仕事したくないな」

と思ったとき、

以前なら、

「そんなこと言ってないで、

頑張らなきゃ」

と自分に言っていました。

でも今なら、

「そう思うくらい、

ちょっと疲れてるんだな」

と考えます。

そして、

「何が一番しんどいんだろう」

と考えてみる。

仕事量なのか。

人間関係なのか。

仕事内容なのか。

通勤なのか。

マルチタスクなのか。

会社から求められている役割なのか。

それが分かれば、

全部は変えられなくても、

一つくらいは変えられるかもしれません。

だから、

「仕事をしたくない」

という気持ちを、

すぐに消さなくてもいい。

それは、

**今の自分が、

これ以上無理をしないために出している声**

なのかもしれません。

仕事は、人生の全部ではない

会社員をしていると、

仕事の割合が、

どうしても大きくなります。

朝起きて、

会社へ行く。

一日の大半を、

仕事に使う。

家に帰ったら、

もう夜。

また寝て、

次の日も会社へ行く。

これを繰り返していると、

仕事が人生そのもののように、

感じることがあります。

でも、

本当は違います。

仕事は、

人生の一部分です。

家族と過ごす時間もある。

好きなことをする時間もある。

何もしない時間もある。

これから、

新しく始めることだってあるかもしれない。

だから、

仕事ですべての力を、

使い切らなくてもいい。

家に帰ったあとに、

少しくらい自分が残っている。

休日に、

何かやってみようと思える。

そんな働き方のほうが、

長い人生では、

大切なのかもしれません。

「辞める・辞めない」は、最後に考えればいい

仕事がつらいと、

「もう辞めたほうがいいのかな」

と考えます。

でも、

いきなりそこまで決めなくてもいいと思います。

まず、

何がつらいのか。

何を減らしたいのか。

今の会社で、

変えられることはあるのか。

少し休んだら、

どう感じるのか。

それを考えてみる。

そのうえで、

「やっぱり、

この環境では難しいな」

と思ったら、

そのとき初めて、

別の選択肢を考えればいい。

転職する。

部署を変える。

働き方を変える。

新しいスキルを身につける。

今の会社に残りながら、

別の道を準備する。

選択肢は、

「辞める」か「我慢する」かの、

二つだけではありません。

明日も続けられそうか。それくらいで考えてみる

「仕事をしたくない」

と思ったときに、

無理やり、

「仕事を好きになろう」

としなくてもいいと思います。

仕事は、

好きじゃなくてもできます。

やりがいを、

毎日感じなくてもいい。

ただ、

**この働き方なら、

明日もなんとか続けられそうだ。**

そう思えること。

私は今、

それくらいが、

ちょうどいいと思っています。

今日100点を出して、

明日動けなくなるより、

今日60点で終わって、

「まぁ、

明日もやるか」

と思える。

そんな働き方でいい。

仕事は、

短距離走ではありません。

これからも働くなら、

頑張れる方法より、

続けられる方法を選ぶ。

「仕事をしたくない」と思った日は、

もしかすると、

そのことを考えるための、

いいきっかけなのかもしれません。

HSPが仕事で疲れすぎないために、今の職場でできること

ここまで、

仕事がつらい理由について、

いろいろ書いてきました。

人の反応が気になる。

急な割り込みで、

頭がいっぱいになる。

いくつもの仕事を、

同時に抱えてしまう。

「ちゃんとやらなきゃ」

と自分を追い込んでしまう。

では、

どうすればいいのか。

以前の私なら、

「もっと効率よく仕事をする方法」

を探していたと思います。

仕事術の本を読む。

タスク管理の方法を調べる。

もっと集中する。

もっと要領よくやる。

それも、

悪くはありません。

でも、

今回考えたいのは、

少し違います。

**どうすれば、

もっと仕事ができるようになるか。**

ではなく、

**どうすれば、

今より少し疲れずに働けるか。**

です。

全部やる必要はありません。

この中から、

「これなら、

明日ちょっとやってみてもいいかな」

と思うものが、

一つあれば十分です。

① 一度に全部やろうとしない

仕事が重なると、

頭の中で、

全部が「今すぐ」になります。

あのメールも返さなきゃ。

見積もりも作らなきゃ。

電話もしなきゃ。

資料も直さなきゃ。

あの人にも、

確認しなきゃ。

すると、

まだ何も始めていないのに、

疲れてしまいます。

そんなとき私は、

「とりあえず、

次の一個は何だ?」

と考えるようにしています。

全部を終わらせることではなく、

次の一個だけ決める。

メールを一本返す。

見積もりを一つ作る。

電話を一本かける。

終わったら、

次。

仕事が10個あっても、

実際に手を動かせるのは、

今この瞬間の一つだけです。

だったら、

10個全部を頭の中で、

同時に抱えなくてもいい。

常連客K

一個ずつでいいんです。

② 覚えておく仕事を減らす

仕事が多いとき、

意外と疲れるのが、

「忘れないようにしなきゃ」

です。

あとで電話する。

明日確認する。

○○さんに聞く。

金曜日までに、

資料を出す。

こういう小さな仕事を、

全部頭の中に置いておく。

すると、

目の前の仕事をしていても、

「あれ、

忘れてないよな」

と頭の片隅で考えています。

だから私は、

できるだけ、

頭の外へ出すほうがいいと思っています。

メモでもいい。

手帳でもいい。

パソコンのタスクでもいい。

自分が忘れにくい方法なら、

何でもいい。

大切なのは、

**覚えておくことまで、

自分の仕事にしないこと。**

書いておけば、

「これは、

もう覚えておかなくていい」

と少し手放せます。

マスター橘

これ、驚くほど集中力が上がります!

頭の中にも、

机と同じように、

置ける量には限界があります。

マスター橘

PCのメモリと同じで、スッキリすると処理能力が上がるのかも!

だったら、

少しくらい外に置いておく。

それでいいと思います。

③ 80点でいい仕事を、100点にしない

私は、

仕事をしていると、

「もう少し、

ちゃんとしたほうがいいかな」

と思うことがあります。

メールを、

もう一度読み直す。

資料の言い回しを、

少し直す。

見た目を、

もう少し整える。

もちろん、

大切な仕事なら、

丁寧にやったほうがいい。

でも、

全部の仕事に、

同じ丁寧さは必要ありません。

大切な提案書と、

社内のちょっとした連絡。

同じ100点を、

目指さなくてもいい。

80点で十分な仕事を、

100点にするために、

残りの20点へ、

ものすごく時間を使っていることがあります。

だったら、

「これは80点で出そう」

と最初から決めておく。

手を抜くというより、

力を入れる場所を選ぶ。

という感じです。

全部を大切にしていたら、

本当に大切なところで、

力が残らなくなってしまいます。

④ 「今すぐですか?」と聞いてみる

仕事を頼まれると、

「早くやらなきゃ」

と思ってしまうことがあります。

でも、相手はそこまで急いでいないことも多いですよね⁉

「これ、お願いできますか?」

と言われた。

こちらは、

「今日中にやらなきゃ」

と思っている。

でも聞いてみたら、

「来週で大丈夫ですよ」

ということもある。

だったら、

確認してしまったほうが楽です。

「いつまでに必要ですか?」

「明日でも大丈夫ですか?」

「今これをやっているので、

終わってからでもいいですか?」

それだけです。

**相手が急いでいるのか、

自分が勝手に急いでいるのか。**

ここを分けるだけでも、

仕事の重さは変わります。

全部の依頼に、自分で「至急」のハンコを押さなくていい。

これは、

私自身も気をつけたいところです。

常連客K

楽することを諦めない…(笑)

⑤ 頼ることも、仕事のうちだと思ってみる

私は以前、

自分でできることは、

自分でやったほうがいいと思っていました。

人に頼むのも、

なんとなく申し訳ない。

忙しそうだし。

自分でやったほうが、

早いかもしれない。

そうやって、

少しずつ仕事を抱える。

そして、

気づいたら、

「なんで自分ばっかり、

こんなに忙しいんだろう」

となる。

でも、

仕事って、

一人でするものばかりではありません。

分からなければ、

聞く。

間に合わなければ、

相談する。

できないことは、

できないと言う。

手伝ってもらったら、

「ありがとう」

と言う。

それでいい。

頼るというと、

「迷惑をかける」

ように感じるかもしれません。

でも、

ギリギリまで一人で抱えて、

最後にどうにもならなくなるほうが、

周りも困ることがあります。

だったら、

少し早めに、

「ちょっと相談していいですか」

と言っておく。

マスター橘

一人で全部できることが、仕事ができるということではない。

私は、そう思うようになりました。

⑥ 今日の自分だけでなく、「未来の自分」も仕事の相手にする

これは、

私が最近いいなと思っている考え方です。

仕事をしていると、

「今日中に、できるだけ終わらせておこう」

と思います。

もちろん、

それで楽になることもあります。

でも、

今日の自分が無理をして、

全部終わらせた結果、

”明日の自分が、疲れ切っている”

これでは、

少しもったいない。

だから、

**未来の自分も、

仕事の相手だと思っておく。**

明日の自分が、

困らないようにメモを残す。

途中の仕事なら、

「次はここから」

と分かるようにしておく。

逆に、

今日やらなくてもいいことは、

「これは、

明日の自分にお願いしよう」

と渡してしまう。

全部、今日の自分が背負わなくていい。

今日の自分と、

明日の自分で、

仕事を分ける。

そんな感じです。

未来の自分に、

仕事を押しつけるのではなく、

マスター橘

未来の自分が困らない形で、仕事を渡しておく。

これができると、

一日の終わりも、

少し楽になります。

⑦ 余計な仕事を増やさない

もう一つ、

仕事をしていて大切だと思うのが、

自分にも、

相手にも、

余計な仕事を増やさないことです。

長すぎるメール。

分かりにくい資料。

何をしてほしいのか、分からない連絡。

確認しなければ、意味が分からない依頼。

こういうものは、

受け取った相手の仕事を一つ増やしてしまいます。

すると、

質問が返ってくる。

また返信する。

さらに確認する。

結果的に、

自分の仕事も増える。

だから、

短く。

分かりやすく。

相手が次に何をすればいいか、

分かるようにする。

これは、

相手のためでもありますが、

**未来の自分の仕事を、

増やさないためでもあります。**

仕事ができる人というと、

たくさん仕事をこなす人を、

想像しがちです。

でも私は、

余計な仕事を発生させない人も、

十分、仕事ができる人だと思います。

全部やらなくていい。一つ減れば、それでいい

ここまで、

いくつか書いてきました。

一つずつやる。

頭の外に出す。

80点で終わらせる。

期限を確認する。

人に頼る。

未来の自分に仕事を渡す。

余計な仕事を増やさない。

でも、これを全部、

明日からやる必要はありません。

それだと、

「疲れないための方法を全部やらなきゃ」

という、新しい仕事が増えてしまいます(笑)

だから、

一つでいい。

「これなら少し楽になるかも」

と思ったものを、

一つだけ。

そして、

やってみて合わなければやめればいい。

別のものを試せばいい。

常連客K

仕事を楽にする方法にも向き不向きがあります。

大切なのは、完璧な働き方を見つけることではありません。

**昨日より、疲れることが一つ減る。**

それくらいで、

十分です。

仕事は、明日もあります。

だからこそ、

今日の自分を全部使い切らない。

少しくらい、明日の自分に残しておく。

私は、そんな働き方のほうが、

長く続けられる気がしています。

それでも仕事がつらいなら、「自分」ではなく「環境」を疑ってみる

ここまで、

今の職場でもできることを、

いくつか書いてきました。

一つずつやる。

頭の外に出す。

80点で終わらせる。

期限を確認する。

人に頼る。

未来の自分に、

仕事を残しておく。

こういう小さな工夫で、

少し楽になることはあります。

でも、

それでもつらいこともあります。

工夫しても、

疲れる。

人に頼っても、

仕事が減らない。

休んでも、

会社へ行くと、

またすぐに疲れてしまう。

そんなときまで、

「自分の工夫が足りないんだ」

「もっと頑張らなきゃ」

と思わなくてもいい。

もしかすると、

変える必要があるのは、

自分ではなく、

環境のほうなのかもしれません。

同じ自分でも、環境が変われば働きやすさは変わる

仕事には、

自分との相性があります。

静かな場所なら、

集中できる人。

人と話しながら、

仕事をするほうが楽な人。

一人で進めるほうが、

力を出せる人。

急な変化にも、

すぐ対応できる人。

逆に、

予定がある程度決まっているほうが、

安心できる人。

どちらが、

優れているという話ではありません。

ただ、

合う環境が違う。

私は、

そう思っています。

たとえば、

一つの仕事を丁寧に進めるのが得意な人が、

電話が鳴り続けて、

人から話しかけられて、

急な仕事が次々に入ってくる職場にいたら、

力を出す前に、

疲れてしまうことがあります。

それを、

「自分は仕事ができない」

と考えてしまう。

でも、

静かな環境で、

一つずつ仕事ができたら、

同じ人でも、

まったく違う働き方ができるかもしれません。

だから、

今の職場でうまくいかないことと、

自分が仕事のできない人間であることは、

同じではありません。

苦手な場所で頑張り続けることだけが、努力ではない

私は以前、

苦手なことでも、

頑張って克服することが大切だと思っていました。

営業なら、

人と話せなきゃいけない。

会社員なら、

マルチタスクくらいできなきゃいけない。

急な仕事にも、

対応できなきゃいけない。

苦手だからこそ、

頑張らなきゃ。

そんなふうに考えていたところがあります。

もちろん、

苦手なことを少しずつできるようになるのも、

大切です。

でも、

すべての苦手を、

克服しなくてもいい。

苦手な場所で、

毎日100の力を使って働くより、

自分に合う場所で、

70くらいの力で続けられる。

長い目で見たら、

そちらのほうがいいこともあります。

**苦手を克服することだけが努力ではなく、

自分が続けやすい場所を探すことも、

一つの努力です。**

まずは「転職」ではなく、環境を少し変えられないか考えてみる

環境を変えるというと、

すぐに、

「転職しなきゃいけないのかな」

と思うかもしれません。

でも、

そこまで大きく考えなくてもいいと思います。

たとえば、

担当業務を少し変えられないか。

仕事量について、

上司に相談できないか。

集中できる時間を、

確保できないか。

部署を変えるという選択肢はないか。

出社日や働く時間を、

調整できないか。

今の会社の中でも、

環境を変えられることがあります。

会社を辞める前に、

今いる場所を、

少しだけ自分に合わせられないか。

そこから考えてもいい。

それで楽になれるなら、

わざわざ大きく環境を変える必要はありません。

それでも合わないなら、別の場所を探してもいい

でも、

いろいろ試した。

相談もした。

自分なりに、

工夫もした。

それでも、

毎日つらい。

この働き方を、

あと何年も続けるのはしんどい。

そう思うなら、

別の場所を考えてもいいと思います。

転職する。

部署を変える。

働き方を変える。

違う仕事を調べてみる。

今の会社にいながら、

新しいスキルを身につける。

すぐに辞めなくても、

「ほかにも道がある」

と知っておくだけで、

少し気持ちが楽になることがあります。

大切なのは、

「ここで頑張るしかない」

と思い込まないこと。

もし「転職も選択肢かもしれない」と思い始めたなら、
焦って応募する必要はありません。

HSP傾向のある私が、転職活動で感じてきたことはこちらの記事にまとめています。

▶ HSPの転職活動はなぜ疲れる?5回転職した私がやってきた「疲れすぎない進め方」

人生には、

思っているより、

いろいろな選択肢があります。

「向いている仕事」より、「疲れにくい環境」を探してみる

HSPについて調べていると、

「HSPに向いている仕事」

という言葉を、

よく見かけます。

でも私は、

職種名だけで、

向き不向きを決めるのは難しいと思っています。

同じ営業でも、

新規営業なのか。

既存のお客さん中心なのか。

個人で動くのか。

チームで動くのか。

ノルマが厳しいのか。

自分で予定を組めるのか。

それだけでも、

働きやすさはかなり違います。

だから、

「自分には何の仕事が向いているんだろう」

と考える前に、

「自分は、どんな環境なら疲れにくいんだろう」

と考えてみる。

一人で集中できる時間がある。

急な割り込みが少ない。

自分のペースで、

ある程度進められる。

人間関係が、

複雑すぎない。

丁寧に仕事をすることを、

評価してもらえる。

そういう条件を、

少しずつ見つけていく。

「やりたい仕事」が分からなくても、

**「続けやすい環境」は、

見つけられるかもしれません。**

自分に合う仕事を考えたくなったら

ここまで読んで、

「今の仕事で工夫するより、

自分に合う働き方そのものを考えてみたい」

と思った人もいるかもしれません。

私は、

それも一つの選択肢だと思います。

以前、

HSP傾向のある人にとって、

どんな仕事や環境なら続けやすいのかを、

別の記事でまとめました。

職種だけではなく、

刺激の少なさ。

一人で集中できる時間。

自分のペースで進められるか。

そんな「環境」から、

仕事を考えています。

▶ HSPにとって“現実的な適職”とは?今すぐ見直したい働き方と職種の選び方

今すぐ、

転職する必要はありません。

読むだけでもいい。

「こういう働き方もあるんだな」

と知っておくだけでもいい。

選択肢を知ることと、

今すぐ選ぶことは、

別です。

「自分がダメ」ではなく、「ここが合わない」だけかもしれない

仕事がつらい状態が続くと、

だんだん、

「自分は仕事ができない」

「どこへ行っても、

同じなんじゃないか」

と思うようになることがあります。

でも、

今いる場所が、

世界のすべてではありません。

今の会社で、

うまくいかなかった。

今の仕事で、

疲れてしまった。

それは、

自分という人間の評価ではありません。

もしかすると、

**「自分がダメ」なのではなく、

「ここでは疲れすぎる」だけ。**

なのかもしれません。

だったら、

自分を作り直す前に、

自分が少し楽にいられる場所を、

探してみてもいい。

今の場所に残る。

少し環境を変える。

別の場所へ行く。

どれを選んでもいい。

大切なのは、

自分を責めながら、

働き続けることではなく、

**自分が続けられる働き方を、

少しずつ探していくこと。**

私は、

それでいいと思っています。

仕事は、人生の全部じゃない

仕事がつらいときって、

不思議なくらい、

仕事のことばかり考えてしまいます。

朝起きた瞬間から、

今日の仕事を考える。

通勤中も、

会社に着いてからのことを考える。

仕事が終わっても、

「あのメール、

大丈夫だったかな」

「あの言い方、

まずかったかな」

「明日は、

あれをやらなきゃ」

と考える。

家に帰っているのに、

頭の中では、

まだ会社にいる。

私にも、

そんなことがあります。

でも、

あるとき思ったんです。

これでは、

会社にいる時間だけではなく、

「会社にいない時間まで、仕事に渡しているな。」

と。

家に帰ったあとに、「自分」が残っているか

仕事を頑張ることは、

悪いことではありません。

責任を持って働く。

お客さんのために動く。

周りの人と協力する。

それは、

大切なことだと思います。

でも、

一日のすべてを、

仕事で使い切ってしまう。

家に帰ったら、

何もしたくない。

休日は、

疲れを取るだけで終わる。

月曜日に備えて、

日曜日から気持ちが重くなる。

そんな状態が、

ずっと続くとしたら、

少しもったいない気がします。

仕事のために、

休む。

そして、

また仕事をする。

それだけで、

毎日が回ってしまう。

でも本当は、

仕事の外にも、

自分の人生があります。

家族と話す。

子どもと過ごす。

本を読む。

好きなものを食べる。

何か新しいことを、

勉強してみる。

何もしないで、

ぼーっとする。

そういう時間も、

仕事と同じくらい、

自分の人生です。

だから私は、

家に帰ったあとに、

少しくらい、

「自分」が残っている働き方

でありたいと思っています。

会社員は、自分の一部分にすぎない

会社にいる時間が長いと、

仕事がうまくいっている自分と、

自分自身を、

同じもののように感じることがあります。

仕事がうまくいけば、

自分には価値がある。

仕事で失敗すれば、

自分はダメだ。

評価されれば、

うれしい。

評価されなければ、

落ち込む。

でも、

会社員としての自分は、

自分の一部分にすぎません。

営業としての自分。

会社員としての自分。

夫としての自分。

父親としての自分。

一人で好きなことをしている自分。

全部、

同じ自分です。

会社でうまくいかなかったからといって、

そのほかの自分まで、

一緒にダメになるわけではありません。

仕事で評価されないと、

自分自身まで否定されたように感じることがあります。

そんなときの「自分との付き合い方」については、

こちらの記事でも書いています。

▶ HSPで自己肯定感が低いと悩むあなたへ|自分を好きになれなくてもいい

だから、

会社で嫌なことがあった日は、

できるなら、

会社に置いて帰る。

反省することは、

反省する。

明日やることは、

メモしておく。

そして、

**今日の仕事は、

ここまで。**

そうやって、

仕事と自分の間に、

小さな境界線を引いてもいいと思います。

仕事で100点を取っても、人生が100点になるわけではない

若い頃の私は、

仕事で評価されることが、

けっこう大事でした。

仕事ができる。

頼られる。

必要とされる。

結果を出す。

そういうことが、

自信につながっていたんだと思います。

でも、

40代になって、

少しずつ考え方が変わりました。

仕事で100点を取ったからといって、

人生まで100点になるわけではない。

逆に、

仕事で50点だった日が、

人生として50点だったとも限らない。

仕事では、

うまくいかなかった。

でも、

家に帰って、

家族とご飯を食べた。

子どもの話を聞いた。

誰かと笑った。

ゆっくりお風呂に入った。

好きな本を少し読んだ。

それなら、

その日は、

そんなに悪い一日ではなかったのかもしれません。

**会社の採点表だけで、一日の点数まで決めなくていい。**

私は、

そう思っています。

「仕事のために生きる」から、「生きるために仕事をする」へ

もちろん、

仕事は大切です。

生活するためには、

お金も必要です。

家族がいれば、

責任もあります。

だから、

「仕事なんて、どうでもいい」

とは思いません。

むしろ、

これからも働いていくからこそ、

仕事との距離を、少し考えたいんです。

常連客K

仕事を、人生の真ん中に置きすぎない

仕事がうまくいかない日にも、

人生まで、うまくいっていないことにしない。

仕事のために、自分を使い切るのではなく、自分の人生を生きるために、仕事をする

そんな順番でも、いいんじゃないでしょうか。

仕事を少し手放すと、ほかのものが入ってくる

仕事のことを、

ずっと考えていると、

頭の中に、ほかのものが入る余地がなくなります。

でも、

少し仕事を手放すと、

空いたところに、

別のものが入ってきます。

家族との時間。

趣味。

勉強。

これからやってみたいこと。

何でもいい。

もしかしたら、

今の会社とは別の場所で、

自分が大切にしたいものが見つかるかもしれません。

私は、

40代からでも、

そういうものを増やしていいと思っています。

会社だけに、

自分の居場所をつくらなくてもいい。

仕事だけに、

自分の価値を預けなくてもいい。

人生には、

まだほかの場所があります。

今日の自分を、仕事だけで使い切らない

仕事が忙しい日はどうしてもあります。

頑張らなければならない日もあります。

そんな日は頑張ればいい。

でも、

それを毎日にしなくてもいい。

今日の自分を、

全部仕事に使い切らない。

少しくらい、

家に持って帰る。

家族のためでもいい。

自分のためでもいい。

何もしない時間のためでもいい。

そして、

明日の自分にも、

少し残しておく。

仕事は、

人生の大切な一部分です。

でも、

人生の全部ではありません。

だから、

仕事がつらい日に、人生までつらいことにしなくていい。

会社でうまくいかなかった日に、

自分の全部まで、

ダメだったことにしなくていい。

仕事が終わったら、

「今日はここまで」

と一度置いて帰る。

そして、

仕事ではない自分に戻る。

そんな時間を、

少しくらい残しておいてもいいんじゃないでしょうか。

まとめ|頑張れる方法より、続けられる方法を選ぶ

「仕事に行きたくないな。」

そう思う朝は、

これからもあると思います。

私にも、

きっとあります。

仕事をしていれば、

うまくいかない日もある。

人間関係に、

疲れる日もある。

急な仕事が重なって、

「もう勘弁してくれよ……」

と思う日もある。

そして、

「仕事なんて、

もうしたくないな」

と思う日だってある。

でも、

そんな日があるからといって、

自分が仕事のできない人間だと、

決めなくてもいいと思います。

仕事がつらいのは、頑張りが足りないからとは限らない

以前の私は、

仕事がつらくなると、

「もっと頑張らなきゃ」

と思っていました。

もっと要領よく。

もっと効率よく。

もっとタフに。

もっと仕事ができるように。

自分のほうを、

変えようとしていたんです。

でも、

長く働いてきて思うのは、

自分を変えなくても、

楽になる方法はあるということです。

一度に全部やらない。

頭の中に、

仕事を置きすぎない。

80点でいい仕事は、

80点で終わらせる。

「いつまでですか?」

と確認する。

人に頼る。

今日やらなくていいことは、

明日に渡す。

そして、

どうしても合わないなら、

環境を変えることも考える。

必要なのは、

もっと頑張れる自分になることではなく、

**今の自分でも続けられる方法を、

見つけること。**

なのかもしれません。

「仕事に行きたくない」と思った自分を責めなくていい

朝、

「今日は会社に行きたくないな」

と思った。

それでも、

会社に行った。

だったら、

「今日も行ったな」

でいいと思います。

逆に、

どうしてもつらくて、

休んだ日があった。

そんな日は、

「今日は休む日だったんだな」

でもいい。

大切なのは、

「行きたくないと思う自分はダメだ」

と、

さらに自分を追い込まないこと。

仕事に行きたくないという気持ちは、

自分を責めるための材料ではなく、

「ちょっと疲れてるよ」

と教えてくれているのかもしれません。

だったら、

少しくらい、

その声を聞いてやってもいい。

できる仕事より、続けられる仕事

仕事を選ぶとき、

「自分にできるか」

は大切です。

でも、

これからは、

「自分に続けられるか」

も同じくらい大切にしていいと思います。

できるけれど、

毎日ヘトヘトになる仕事。

評価されるけれど、

家に帰ったら何も残っていない働き方。

給料は悪くないけれど、

日曜日の夕方から、

月曜日のことばかり考えてしまう生活。

それが、

自分に合っているとは限りません。

反対に、

派手ではない。

ものすごく評価されるわけでもない。

でも、

家に帰ったあとに、

少し自分が残っている。

休日に、

何かやってみようと思える。

月曜日の朝に、

「まぁ、

今日も行くか」

くらいに思える。

そんな働き方も、

十分、

いい働き方なんじゃないでしょうか。

仕事は、人生の全部ではない

会社で評価されなかった日も。

仕事で失敗した日も。

何もかも、

うまくいかなかった日も。

仕事が終われば、

会社員ではない自分に戻ります。

家族と過ごす自分。

好きなことをする自分。

何か新しいことを、

始めようとしている自分。

何もしないで、

ぼーっとしている自分。

それも、

全部自分です。

だから、

会社の採点表だけで、

自分の人生まで、

採点しなくていい。

仕事で50点だった日にも、

人生には、

残りの50点があります。

そちらまで、

会社に渡さなくていいと思います。

昔の自分に言うなら、「もっと頑張れ」ではない

もし、

昔の自分に会えるなら。

仕事に行くのが嫌なのに、

「社会人なんだから、

頑張らなきゃ」

と思っていた自分。

人から頼まれると、

断れなかった自分。

仕事を抱えて、

それでも、

「もっとちゃんとやらなきゃ」

と思っていた自分。

そんな自分に、

今なら何と言うだろう。

たぶん、

「もっと頑張れ」

ではありません。

「もっと仕事ができるようになれ」

でもない。

きっと、

**「そんなに全部、

まともに受け止めなくてもいいよ」**

と言うと思います。

全部の仕事を、

完璧にやらなくてもいい。

全部の人に、

好かれなくてもいい。

全部の期待に、

応えなくてもいい。

できないことは、

誰かに頼っていい。

疲れた日は、

少しくらい力を抜いていい。

そして、

どうしても今の場所がつらいなら、

別の場所を探してもいい。

働く場所は、

ここだけではありません。

頑張れる方法より、続けられる方法を選ぶ

私は、

仕事を頑張ることを、

否定したいわけではありません。

頑張りたい日は、

頑張ればいい。

ここぞというときには、

踏ん張ることも必要です。

でも、

毎日が「ここぞ」では、

疲れてしまいます。

常連客K

ずっと伸びてるゴムは切れてしまう…

仕事は、

今日だけではありません。

明日もある。

来週もある。

来年もある。

これから先も働いていくのなら、

今日の自分を全部使い切らなくていい。

60点の日があっていい。

「今日は、ここまで」

と仕事を置いて帰る日があっていい。

そして、

また明日、

残っている自分で続きをやればいい。

マスター橘

頑張れる方法より、
続けられる方法を選ぶ。

私は今、

それくらいの働き方が、

ちょうどいいと思っています。

仕事に行きたくない朝も。

仕事をしたくない日も。

「もう疲れたな」

と思う夜も。

そんな自分を、

すぐに変えようとしなくていい。

まずは、

「何を一つ減らしたら、

少し楽になるかな」

と考えてみる。

そして今日は、昨日より少しだけ、自分を疲れさせない働き方を選んでみる。

それくらいから初めてみてもいいんじゃないでしょうか。

今日も、

まぁいいっかと思える自分でいましょう。