「40代にもなって、毎日仕事で怒られるのがつらい」
「自分はそんなに仕事ができない人間なのだろうか」
「明日もまた怒られると思うと、会社に行くのが憂うつになる」
そんな気持ちを抱えていませんか。
40代になると、仕事の経験もそれなりに積んでいます。
だからこそ、上司から怒られると、若い頃とは違ったつらさを感じることがあるのではないでしょうか。
実は私も、つい1か月ほど前、上司に怒られました。
お客様によかれと思って送ったメールを見せたところ、
「なんでこんな余計なことを書くんだ!」
「いらんよね」
と言われたのです。
正直、イライラしました。
自分としては、問題の本質はそこではないと思っていたからです。
しばらくは、何も手につきませんでした。
でも、少し時間を置いて考えました。
「まぁ、いっか。」
そして、次からは余計なリップサービスのような文章は控えようと思いました。
正直に言えば、上司の言い分には、今でも納得していません(笑)。
ただ、いつまでもイライラしていても、仕事は進みません。
私もそれなりに経験を積んできた40代の会社員です。
相手の言い分に納得できなくても、どこかで割り切ることが必要な場面もある。
そう考えて、今回は気持ちを切り替えることにしました。
もちろん、何でも我慢すればいいという話ではありません。
でも、上司の言い方に納得できるかどうかと、自分の仕事のやり方を改善するかどうかは、別の話です。
納得できないことまで、無理に納得しなくていい。
そのうえで、自分にできることを一つ見つけられれば、それで十分なのかもしれません。
私はこれまで5回の転職を経験し、営業の仕事を20年以上続けてきました。
それでも、今でも怒られることがあります。
だからこそ思うのです。
怒られたことと、自分の人間としての価値は、別の話ではないでしょうか。
この記事では、40代で仕事中に怒られる原因を整理し、毎日怒られる状況を少しでも変えるための対策や、今の職場で働き続けるべきか迷ったときの考え方を紹介します。
怒られない完璧な人間になることよりも、自分を追い込みすぎずに働き続ける方法を、一緒に考えていきましょう。
私はこれまで5回の転職を経験し、営業の仕事を20年以上続けてきました。
それでも、今でも怒られることがあります。
だからこそ思うのです。
怒られたことと、自分の人間としての価値は、別の話ではないでしょうか。
この記事では、40代で仕事中に怒られる原因を整理し、毎日怒られる状況を少しでも変えるための対策や、今の職場で働き続けるべきか迷ったときの考え方を紹介します。
怒られない完璧な人間になることよりも、自分を追い込みすぎずに働き続ける方法を、一緒に考えていきましょう。
40代で毎日仕事で怒られるのは、自分だけ?
40代にもなって、毎日のように上司から怒られる。
そんな状況が続くと、「こんな思いをしているのは自分だけなのではないか」と感じてしまうかもしれません。
若い頃なら、「まだ経験が足りないから仕方がない」と思えたことも、40代になると、そう簡単には割り切れないものです。
周囲には、部下を持つ人や責任ある立場で働いている人もいる。
それなのに、自分は上司から注意されてばかり。
そんなふうに周囲と比べて、自信を失ってしまうこともあるでしょう。
でも、40代だからといって、仕事で失敗しなくなるわけではありません。
経験を積んでいても、判断を間違えることはありますし、上司と考え方が合わないこともあります。
大切なのは、怒られたという事実だけで、自分を評価しないことだと思います。
怒られることと、仕事ができないことは同じではない
上司から怒られると、「自分は仕事ができない人間なのだろうか」と考えてしまうことがあります。
もちろん、自分のミスが原因で注意を受ける場合もあります。
そのときは、何が問題だったのかを確認し、次に同じことを繰り返さないように工夫することが大切です。
ただし、怒られる理由は、必ずしも本人の能力だけにあるとは限りません。
例えば、上司と仕事の進め方に対する考え方が違っていたり、指示が曖昧だったりすることもあります。
また、必要以上に強い言葉で注意される職場もあるでしょう。
だからこそ、怒られたときには、少し落ち着いてから考えてみたいのです。
「自分に改善できることは何か」
そして、
「相手の言い方や職場環境に問題はなかったか」
この2つを分けて考えることが大切だと思います。
相手の言葉をすべて正しいと受け止める必要はありません。
反対に、自分には何も問題がなかったと決めつける必要もありません。
改善できることがあれば、次に活かせばいい。
納得できない部分まで、無理に納得しなくてもいいのです。
毎日怒られる環境なら、職場側の問題も考えたい
一度注意されたことと、毎日のように怒られ続けることは、同じではありません。
繰り返し怒られていると、仕事の内容そのものよりも、「また怒られるのではないか」という不安のほうが大きくなってしまうことがあります。
上司の顔色を気にして、必要以上に慎重になる。
確認したいことがあっても、怒られるのが怖くて質問できない。
その結果、仕事が進まなくなったり、ミスが増えたりすることもあるかもしれません。
もし、そんな状態になっているなら、自分の努力不足だけを原因にしないでほしいと思います。
仕事の進め方を改善することは大切です。
でも、安心して質問や相談ができない環境では、改善そのものが難しくなる場合もあります。
仕事を改善する責任と、安心して働ける職場をつくる責任は、分けて考える必要があります。
毎日怒られているからといって、すべて自分が悪いとは限りません。
まずは、何について怒られているのか、どんな言葉で注意されているのかを整理してみましょう。
次の章では、40代で仕事中に怒られる原因を、もう少し具体的に考えていきます。
40代で仕事中に怒られる原因を整理する
毎日のように仕事で怒られていると、「どうすれば怒られなくなるのだろう」と考えてしまうかもしれません。
でも、その前に一度整理しておきたいことがあります。
それは、何が原因で怒られているのかということです。
自分のミスが原因なのか。
上司との認識の違いなのか。
それとも、職場の指導方法そのものに問題があるのか。
原因によって、取るべき対策は変わります。
ここでは、40代で仕事中に怒られる原因を、3つの視点から考えてみます。
① 自分のミスや確認不足が原因の場合
仕事でミスをしたり、確認が足りなかったりして、上司から注意を受けることはあります。
例えば、報告の遅れや、確認漏れ、指示の取り違えなどです。
こうした場合は、まず何が問題だったのかを具体的に確認することが大切です。
ただし、ミスをしたからといって、自分の能力や人間性まで否定する必要はありません。
「自分は仕事ができない」と考えるよりも、「次はどうすれば防げるだろう」と考えるほうが、改善につながります。
例えば、確認事項をメモに残す。
重要なメールは送信前に読み直す。
優先順位が分からないときは、早めに確認する。
小さな工夫でも、同じミスを減らす助けになるかもしれません。
反省することと、自分を責め続けることは別の話です。
改善できるところを見つけたら、それ以上、自分を追い込む必要はないと思います。
② 上司との認識や考え方が違う場合
自分ではよかれと思って行動したことが、上司の考えと違っていた。
そんな経験はないでしょうか。
例えば、お客様に丁寧に説明したつもりでも、上司からは「そこまで書く必要はない」と言われる。
自分では早めに対応したつもりでも、「先に相談してほしかった」と注意される。
こうした場合、必ずしも仕事の能力だけが問題とは限りません。
仕事の進め方や判断基準が、上司と共有できていなかった可能性もあります。
私も、仕事では「何を伝えるか」だけでなく、「どこまで伝えるか」が大切なのだと感じることがあります。
だからこそ、同じようなことで注意される場合は、上司が何を重視しているのか確認してみるのも一つの方法です。
「次回からは、どの程度まで説明すればよいでしょうか」
「こういう場合は、事前に確認したほうがよいでしょうか」
そんなふうに、具体的に聞いてみると、認識の違いが少し減るかもしれません。
ただし、相手の考え方に何でも合わせなければならないわけではありません。
納得することと、仕事を進めるために判断基準を共有することは、別の話です。
必要なことは確認しながら、自分なりに仕事を進めやすい方法を探していけばいいと思います。
③ 上司の指導方法や職場環境に問題がある場合
仕事で注意を受けること自体は、珍しいことではありません。
ただし、指導の仕方によっては、必要以上に人を傷つけてしまう場合があります。
例えば、次のようなケースです。
- ほかの社員の前で、繰り返し大声で叱責される
- 仕事のミスだけでなく、人格まで否定される
- 何を改善すればよいのか説明されず、怒られるだけで終わる
- 上司の機嫌によって、指示や評価が大きく変わる
- 質問や相談をすると、さらに怒られる
こうした状況が続いているなら、自分の努力だけで解決しようとしないことも大切です。
注意や指導が必要な場面であっても、どんな言い方をしてもよいわけではありません。
また、上司の言動が原因で萎縮してしまい、仕事の確認や相談が難しくなることもあります。
その場合は、信頼できる人や人事担当者、社内の相談窓口などに相談することも考えてみてください。
無理に本人へ直接反論する必要はありません。
仕事の改善点は受け止めても、理不尽な言動まで我慢し続ける必要はない。
この2つを分けて考えることが大切だと思います。
ここまで、怒られる原因を3つの視点から整理してきました。
自分のミスなのか、上司との認識の違いなのか、それとも職場環境の問題なのか。
原因が違えば、必要な対応も違います。
まずは、怒られたという出来事だけで自分を責めず、何が起きているのかを少しずつ整理してみてください。
次の章では、毎日怒られる状況を少しでも変えるために、具体的にできることを紹介します。
毎日怒られる状況を変えるための5つの対策
毎日のように仕事で怒られていると、「明日もまた怒られるのかな」と考えてしまうことがあります。
そんな状態が続くと、仕事そのものよりも、怒られることへの不安で疲れてしまうかもしれません。
だからこそ、できることから少しずつ状況を変えていきたいものです。
ここでは、40代の会社員として私が大切だと感じている5つの対策を紹介します。
すべてを一度に実践する必要はありません。
今の自分にできそうなことを、一つ選ぶだけでも十分です。
① 怒られた内容を「事実」と「感情」に分けて考える
上司から強い口調で注意されると、どうしても感情が先に動いてしまいます。
腹が立ったり、落ち込んだり、頭が真っ白になったり。
そんなときに、すぐ冷静になろうとしても難しいものです。
私も以前、上司に怒られたあと、イライラしてしばらく仕事が手につかなかったことがあります。
だからこそ、まずは少し時間を置いてもいいと思っています。
気持ちが落ち着いたら、次の2つを分けて考えてみます。
事実:何について注意されたのか
例えば、「お客様へのメールに不要な説明が含まれていた」と指摘された。
感情:そのとき自分はどう感じたのか
例えば、「言い方がきつくて腹が立った」「問題の本質は別にあると思った」。
この2つは、どちらも無視する必要はありません。
ただ、分けて考えることで、自分が改善できる部分を見つけやすくなります。
相手の言い方に納得できなくても、仕事の改善点だけを持ち帰る。
そんな受け止め方も、一つの方法だと思います。
② 同じことで怒られないための仕組みをつくる
もし、同じようなミスや確認漏れで繰り返し注意されているなら、気合いや注意力だけに頼らないことも大切です。
例えば、メールの送信ミスが多いなら、送信前に確認する項目を決めておく。
報告漏れが多いなら、毎日の終業前に確認する時間をつくる。
指示を取り違えやすいなら、重要な内容はメモに残す。
こうした仕組みがあると、その都度「次こそ気をつけよう」と自分を追い込まずに済みます。
私も営業の仕事を続ける中で、経験だけに頼らず、確認する習慣を持つことの大切さを感じてきました。
40代になると、仕事の経験があるからこそ、「こんなこともできないのか」と自分を責めてしまうことがあります。
でも、経験がある人でもミスはします。
ミスをしない自分を目指すより、ミスが起きにくい仕組みをつくる。
そのほうが、長く働くうえでは現実的なのではないでしょうか。
③ 上司と仕事の進め方や判断基準を共有する
自分では正しいと思って進めた仕事でも、上司の考えと違っていて注意されることがあります。
こうした認識の違いが繰り返される場合は、仕事を進める前に判断基準を確認しておくことも一つの方法です。
例えば、お客様へのメールなら、
「今回は、この内容までお伝えしようと思っていますが、問題ないでしょうか」
と事前に確認してみる。
仕事の優先順位が分からないなら、
「今はAの案件を進めていますが、Bを先に対応したほうがよいでしょうか」
と聞いてみる。
もちろん、何でも上司に確認していたら、かえって仕事が進まなくなることもあります。
だからこそ、すべての判断を任せるのではなく、認識がずれやすい部分だけを確認することが大切です。
ただし、質問するたびに怒鳴られたり、相談すること自体が難しかったりする職場では、無理に直接確認しようとしなくても構いません。
その場合は、別の上司や人事担当者など、相談できる相手を探すことも考えてみてください。
④ 怒られた直後に、無理に気持ちを切り替えようとしない
怒られたあと、すぐに気持ちを切り替えられる人もいるかもしれません。
でも、私はそんなに器用ではありません。
腹が立つときは腹が立ちますし、納得できないときは納得できません。
だからこそ、無理に「気にしないようにしよう」と思わなくてもいいと考えています。
可能であれば、少し席を離れる。
水を飲む。
深呼吸をする。
別の簡単な作業から再開する。
そんな小さなことでも、気持ちを落ち着かせるきっかけになるかもしれません。
そして、少し時間が経ってから、
「まぁ、いっか。」
と思えたら、それでいいのではないでしょうか。
ただし、これは理不尽な叱責を我慢し続けるという意味ではありません。
繰り返し強い叱責を受けているなら、気持ちの切り替えだけで解決しようとせず、職場環境そのものを見直すことも必要です。
すぐに立ち直れなくてもいい。まずは、自分の気持ちが落ち着く時間をつくる。
それも、仕事を続けるための大切な工夫だと思います。
⑤ 一人で抱え込まず、相談できる相手を見つける
毎日のように怒られていると、「自分が悪いのだから、誰にも相談できない」と思ってしまうことがあります。
でも、一人で考えていると、何が問題なのか分からなくなることもあります。
そんなときは、信頼できる同僚や別の上司、人事担当者などに相談してみるのも一つの方法です。
相談するときは、単に「上司が怖い」と伝えるだけでなく、
「このような指示を受けて、こう対応したところ、強く叱責されました」
「同じようなことが続いていて、仕事の進め方に困っています」
と、具体的な状況を整理して伝えると、相手にも事情が伝わりやすくなります。
また、叱責が繰り返されている場合は、日時や場所、言われた内容などを記録しておくことも役立ちます。
職場内で相談しにくい場合は、社外の相談窓口を利用する方法もあります。
もし、眠れない、食欲がない、会社に行こうとすると強い不安を感じるなど、心身に不調が出ているなら、医療機関や産業医への相談も考えてください。
相談することは、仕事から逃げることではありません。
自分だけでは変えられない状況に対して、別の方法を探すことも、大切な行動だと思います。
ここまで、毎日怒られる状況を変えるための5つの対策を紹介しました。
ただし、どれだけ自分なりに工夫しても、状況が改善しない職場もあります。
そんなときまで、「自分がもっと頑張らなければ」と考える必要はありません。
自分で変えられることと、自分だけでは変えられないことを分けて考える。
それが、必要以上に自分を追い込まないための第一歩だと思います。
次の章では、仕事上の指導と、理不尽な叱責との違いについて考えていきます。
それは指導?理不尽な叱責との違い
40代で仕事中に怒られると、つらい気持ちになることがあります。
ただ、上司から厳しく注意されたからといって、すべてが理不尽な叱責とは限りません。
仕事を進めるうえでは、ミスを指摘されたり、改善を求められたりすることもあります。
一方で、仕事の指導という名目で、必要以上に強い言葉を浴びせられる場合もあります。
大切なのは、注意された内容と、注意のされ方を分けて考えることだと思います。
仕事上の指導とパワハラは何が違う?
厚生労働省では、職場のパワーハラスメントについて、次の3つの要素をすべて満たすものとしています。
- 優越的な関係を背景とした言動であること
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動であること
- その言動によって、働く環境が害されること
一方で、仕事に必要な範囲で行われる適切な指示や指導は、パワーハラスメントには該当しないとされています。
参考:厚生労働省「あかるい職場応援団|パワーハラスメントとは」
例えば、仕事上のミスについて、何が問題だったのかを具体的に説明し、改善を求めることは、通常の業務指導として必要な場合があります。
しかし、ミスを理由に人格を否定したり、必要以上に大声で叱責し続けたりすることは、別の問題です。
「仕事のやり方を直してほしい」という指摘と、「お前は何をやってもダメだ」という言葉では、受け取る側への影響も違います。
もちろん、実際にパワハラに当たるかどうかは、発言の内容だけでなく、状況や頻度、継続性なども含めて判断されます。
だからこそ、一度怒られたという事実だけで決めつけず、何が起きているのかを整理することが大切です。
「自分が悪いから仕方ない」と考えすぎない
毎日のように怒られていると、次第に「自分が仕事をできないから仕方ない」と思ってしまうことがあります。
確かに、自分に改善すべき点がある場合もあるでしょう。
でも、仕事でミスをしたからといって、どんな叱責でも受け入れなければならないわけではありません。
例えば、次のような状況が続いていないでしょうか。
- ほかの社員の前で、何度も大声で怒鳴られる
- 仕事の内容ではなく、人格や能力を決めつける言葉を浴びせられる
- 指示が曖昧なのに、結果だけを一方的に責められる
- 何を改善すればよいのか分からないまま、繰り返し怒られる
- 怖くて質問や相談ができなくなっている
こうした状況がある場合は、自分の仕事の進め方だけでなく、職場の指導方法にも目を向けてみてください。
特に、叱責を恐れるあまり仕事が進まなくなっているなら、単なる気持ちの問題として片づけないことが大切です。
自分に改善点があることと、相手の言動が適切であることは、別の話です。
どちらか一方だけで考えなくてもいいのだと思います。
理不尽な叱責が続くなら、記録と相談も選択肢に
もし、仕事での叱責が繰り返され、つらい状態が続いているなら、できる範囲で状況を記録しておくことをおすすめします。
例えば、いつ、どこで、誰から、どのようなことを言われたのか。
そのとき、どんな仕事をしていて、どのような影響があったのか。
後から振り返れるようにしておくと、相談するときにも状況を説明しやすくなります。
また、社内に相談窓口がある場合は、利用を検討してみてください。
直属の上司に相談しにくければ、人事担当者や別の上司など、話しやすい相手を探す方法もあります。
社内で相談できない場合や、相談しても改善しない場合は、都道府県労働局の相談窓口など、社外の支援を利用することもできます。
参考:厚生労働省「パワハラなどはどこに相談したらよいですか?」
また、眠れない、食欲が落ちる、会社に行くことを考えると強い不安が出るなど、心身の不調が続く場合は、医療機関や産業医に相談することも大切です。
無理に上司と直接対決する必要はありません。
自分の安全や健康を優先しながら、できることを考えていきましょう。
私自身、上司の言い分に納得できなくても、仕事を進めるために割り切った経験があります。
でも、それは「どんな叱責でも我慢するべきだ」という意味ではありません。
一度の行き違いなら、自分の仕事の進め方を工夫することで改善できるかもしれません。
一方で、毎日のように理不尽な叱責が続くなら、個人の工夫だけでは限界があります。
納得できないことを無理に受け入れなくてもいい。そして、一人で抱え込まなくてもいい。
次の章では、今の職場を続けるべきか、辞めるべきか迷ったときの考え方を整理していきます。
40代で毎日怒られる職場を辞めるべきか
毎日のように上司から怒られていると、「もう、この会社を辞めたほうがいいのかな」と考えることもあるでしょう。
でも、40代になると、そう簡単に決断できない事情もあります。
家族の生活や住宅ローン、これからの収入、転職先が見つかるかどうか。
考えなければならないことが多いからこそ、「辞めたい」と「辞められない」の間で悩んでしまうのではないでしょうか。
私自身、これまでに5回の転職を経験してきました。
その中で感じているのは、仕事がつらいからといって、必ず辞める必要はない。でも、無理に続けることだけが正解でもないということです。
まずは、今の職場で何が起きているのかを整理してみましょう。
まずは「改善できる状況か」を考える
上司から怒られることがあっても、仕事の進め方を変えることで、状況が改善する場合があります。
例えば、報告や確認のタイミングを変える。
上司と仕事の優先順位を共有する。
ミスが起きやすい作業を見直す。
また、部署や担当業務を変えることで、働きやすくなる可能性もあります。
ただし、これは上司との間で最低限の相談ができる場合の話です。
何をしても怒られる。
質問すると、さらに叱責される。
改善しようとしても、話を聞いてもらえない。
そんな状態なら、自分の努力だけで解決しようとしないことも大切です。
自分が変えられることと、自分だけでは変えられないことを分けて考える。
まずは、そこから始めてみてもいいと思います。
心身に不調が出ているなら、無理に続けない
毎日怒られる状況が続くと、心も体も疲れてしまうことがあります。
例えば、こんな状態が続いていないでしょうか。
- 朝、会社に行こうとすると強い不安を感じる
- 夜になっても仕事のことが頭から離れず、眠れない
- 食欲が落ちたり、疲れが取れなくなったりする
- 休日も気持ちが休まらない
- 以前は楽しめていたことにも、気持ちが向かなくなる
こうした状態が続いている場合は、「自分が弱いからだ」と片づけないでほしいと思います。
もちろん、これらの状態があるからといって、必ず退職しなければならないわけではありません。
でも、無理を重ねることが、将来のためになるとも限りません。
必要に応じて、医療機関や産業医などに相談することも考えてください。
休暇や休職制度を利用して、いったん仕事から離れることも選択肢です。
仕事を続けるために、自分の健康まで犠牲にする必要はありません。
「あとどれくらい頑張れるか」だけでなく、「このまま働き続けても大丈夫か」という視点も大切にしてほしいと思います。
辞める前に整理しておきたい3つのこと
もし退職を考えているなら、可能な範囲で次の3つを整理しておくことをおすすめします。
1.今の職場で何が一番つらいのか
怒られること自体がつらいのか。
上司との関係がつらいのか。
仕事内容や仕事量にも問題があるのか。
原因によって、次に選ぶ働き方は変わります。
2.今の会社に残りながら変えられることはないか
部署異動や担当変更、仕事量の調整など、会社を辞めずに環境を変えられる可能性もあります。
もちろん、職場によっては難しい場合もあります。
3.辞めたあとの生活をどうするか
転職活動を始めるのか。
少し休むのか。
収入が途切れた場合、生活費をどのくらい確保できるのか。
40代だからこそ、生活面も含めて考えておきたいところです。
ただし、深刻なハラスメントや心身の不調がある場合は、準備が整うまで無理に働き続ける必要はありません。
安全や健康を優先し、必要に応じて相談先の力を借りることも大切です。
辞める前に考えることは、退職を我慢するためではありません。
辞めるにしても、残るにしても、自分が納得できる選択をするためです。
辞めるか残るか、二択で考えなくてもいい
仕事がつらいとき、つい「辞めるか、我慢して続けるか」の二択で考えてしまうことがあります。
でも、実際にはその間にも選択肢があります。
例えば、今の会社で働き方を調整する。
別の部署への異動を相談する。
休暇や休職制度を利用する。
今の会社に勤めながら、転職活動を始める。
第三者に相談して、今後の働き方を整理する。
もちろん、退職して環境を変えることも選択肢の一つです。
私自身、以前、仕事のことで悩んで外部のキャリア相談を利用したことがあります。
そのときは、自分の状況や今後の働き方を整理した結果、転職せずに今の会社に残ることを選びました。
相談したからといって、必ず転職する必要はありません。
誰かに話すことで、自分では気づかなかった選択肢が見えてくることもあります。
続ける、休む、相談する、変える、辞める。
40代の働き方には、まだいくつもの選択肢があるのだと思います。
もっと具体的な選択肢を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

毎日のように怒られる職場で、何とか頑張ろうとしている人もいると思います。
でも、今の会社に残ることも、環境を変えることも、どちらかが必ず正しいわけではありません。
大切なのは、周囲の期待だけでなく、自分の健康や生活、これからの働き方も含めて考えることです。
次の章では、転職5回・営業20年以上の経験から、40代の働き方について私が今思うことをお話しします。
転職5回の私が考える、40代からの働き方
私はこれまでに5回の転職を経験し、営業の仕事を20年以上続けてきました。
若い頃は、仕事ができる人間になりたいと思っていました。
周囲から評価されたい。
成果を出したい。
できるだけ失敗したくない。
そんな気持ちで仕事に向き合っていた時期もあります。
でも、40代になった今は、少し考え方が変わってきました。
仕事で評価されることも大切です。
ただ、それ以上に、自分を必要以上に追い込まず、働き続けられることを大切にしたいと思うようになりました。
① 40代になっても、怒られることはある
営業の仕事を20年以上続けていても、上司から注意されることはあります。
経験を積んだからといって、すべての判断が正しくなるわけではありません。
上司と考え方が違うこともあれば、自分の伝え方が相手の期待とずれていることもあります。
もちろん、注意された内容に納得できる場合もあります。
でも、納得できない場合だってあります。
以前の私なら、そんな出来事をいつまでも引きずっていたかもしれません。
「なぜ、あんな言い方をされなければならないんだ」
「自分の考えは、そんなに間違っているのだろうか」
そんなことを何度も考えて、余計に疲れてしまう。
でも、最近は少し違います。
腹が立つときは腹が立つ。
納得できないことは、納得できない。
その気持ちを無理に消そうとは思いません。
ただ、どこかで区切りをつけるようにしています。
相手の言葉をいつまでも頭の中で繰り返しても、仕事が前に進むとは限らないからです。
② 納得できないことまで、納得しなくていい
40代になると、仕事の経験が増える分、自分なりの考え方もできてきます。
だからこそ、上司の指摘に納得できないこともあるでしょう。
私もそうです。
でも、会社で働いている以上、自分の考えだけですべてを進められるわけではありません。
ときには、相手の考え方に合わせたり、仕事の進め方を調整したりする必要もあります。
そこで、私が最近大切にしているのは、納得することと、割り切ることを分けて考えることです。
上司の言い分が正しいと思えなくても、仕事を進めるために対応を変えることはできます。
自分の考えを曲げたつもりはなくても、次からのやり方を少し工夫することはできます。
それは、相手に負けたということではないと思うのです。
もちろん、理不尽な叱責を何でも受け入れる必要はありません。
ただ、日々の仕事で起きる意見の食い違いに対して、すべて決着をつけようとしなくてもいい。
納得できないままでも、前に進んでいい。
そう思えるようになってから、仕事との付き合い方が少し変わってきた気がします。
③ 仕事がつらいときは、一人で答えを出さなくてもいい
これまで何度か転職してきた私ですが、仕事がつらくなったからといって、いつも転職を選んできたわけではありません。
以前、今後の働き方について悩み、外部のキャリア相談を利用したことがあります。
そのときは、転職することも選択肢として考えながら、自分の状況を整理しました。
そして、最終的に選んだのは、今の会社に残ることでした。
相談したからといって、転職しなければならないわけではありません。
自分の考えを言葉にしたり、第三者の視点を取り入れたりすることで、選択肢を整理できる場合もあります。
40代の仕事の悩みは、簡単に答えが出ないことも多いものです。
今の会社に残るべきか。
転職するべきか。
それとも、働き方そのものを見直すべきか。
そんなとき、一人で抱え込まず、誰かに相談することも一つの方法だと思います。
私がキャリア相談について調べたことや、自分の経験を踏まえて考えたことは、こちらの記事にまとめています。
関連記事: 40代のキャリア相談おすすめ|転職するか迷っている人へ
④ 「頑張れる働き方」より「続けられる働き方」を選びたい
若い頃の私は、もっと頑張れば、もっと仕事ができるようになると思っていました。
でも、長く働いていると、頑張るだけでは解決できないこともあると感じます。
上司との相性。
会社の方針。
自分では変えられない職場の事情。
どれだけ努力しても、思いどおりにならないことはあります。
だからこそ、40代になった今は、すべてを完璧にこなそうとするよりも、自分が長く働き続けられる方法を考えたいと思っています。
怒られたら、必要なことは振り返る。
改善できることがあれば、改善する。
でも、納得できないことまで、無理に納得しようとしない。
そして、どうしてもつらい環境なら、そこから離れることも考える。
頑張れる方法より、続けられる方法を選ぶ。
今の私には、そのくらいの働き方が合っているのかもしれません。
40代になっても、仕事で怒られることはあります。
でも、それだけで、これまで積み重ねてきた経験や自分の価値がなくなるわけではありません。
怒られない完璧な人間になる必要はない。
自分にできることを少しずつ改善しながら、無理なく働ける方法を探していけばいい。
私は、そう思っています。
まとめ|怒られる毎日だけで、自分の価値を決めなくていい
40代になっても、仕事で怒られることはあります。
経験を積んでいても失敗することはありますし、上司と考え方が合わないこともあります。
ただ、毎日のように怒られる状況が続いているなら、つらいと感じるのは自然なことだと思います。
この記事では、40代で仕事中に怒られる原因や、状況を変えるための対策について考えてきました。
最後に、大切なことを振り返っておきます。
- 怒られたからといって、仕事ができない人間だと決まるわけではない
- 自分のミスと、上司の言い方や職場環境の問題は分けて考える
- 同じミスを防ぐためには、気合いよりも仕組みをつくる
- 理不尽な叱責が続くなら、一人で抱え込まず相談する
- 今の職場に残ることも、環境を変えることも選択肢の一つ
私自身、営業の仕事を20年以上続け、5回の転職も経験してきました。
それでも、上司から怒られることがあります。
腹が立つこともありますし、納得できないことだってあります。
でも、最近はこう考えるようになりました。
上司の言い分に納得することと、自分の仕事のやり方を改善することは、別の話。
相手の考え方をすべて受け入れる必要はありません。
自分に改善できることがあれば、次に活かせばいい。
それでも状況が変わらず、心や体がつらくなっているなら、無理に今の環境で頑張り続けなくてもいいのです。
40代の仕事は、これからも続いていきます。
だからこそ、一度怒られたことや、今の職場での評価だけで、自分の価値を決めないでほしいと思います。
もし今日、仕事で怒られて落ち込んでいるなら、まずは自分にこう声をかけてみてください。
「今日も、いろいろあったな」
「改善できることは、次に活かそう」
そして、少し気持ちが落ち着いたら、
「まぁ、いっか。」
そんなふうに思える日があっても、いいのではないでしょうか。
怒られない完璧な自分を目指すより、明日も自分らしく働ける方法を見つけていきましょう。
